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NO.11 ページ13

プルル〜

『はい。もしもし??』

北山「もしもし??遅くにごめんな。俺だけど...」

『宮っちに聞いてつ
くれた?』

北山「宮田の好みは...ツインテールで、ちょっと派手目な○○○にムートンブーツだってさ。」

『ありがとう。みっくん...何か、疲れてる?』

北山「どうして?」

『喋りが、いつもより...少し弱々しいから!ゆっくり休んでね。』

北山「ありがとう。コンサート...絶対に来いよ。」

『はい。お休みなさい!』

電話を切った美雨は、眠りに着いた。

そして...コンサートまで、あと2日となったある日...ある人物から、電話がかかってきたのだ。

『はい。もしもし??』

社長「もしもし??俺だ。」

『その声...おじいちゃん?』

社長「よく分かったな。」

『どうしたの?』

社長「美佐子から、連絡が来たんだよ。」

『ママから?』

社長「なぁー。美雨。お前...○○の北山と連絡とかしてるのか?」

『してないよ。ただ...北山くんのファンでファンとして応援してるだけ。』

社長「だったらいいんだ。アイツらは、デビューしたばっかで...大事な時期なんだ。だから、絶対に...恋なんてするんじゃねぇーぞ。」

『心配しなくても...北山くんが、私の事なんて相手にするわけないじゃん。』

社長「コンサート。楽しんでこい。」

『(おじいちゃん...ごめんね?)それじゃ...またね。』

ジャニーさんとの電話が終わった美雨は...
スマホを握りながら...

美雨Side
私...おじいちゃんに嘘ついちゃった。
みっくんと連絡取り合ってるのに...関係ないなんて、おじいちゃんにいっちゃった。

その頃...○○の楽屋。

千賀「明後日...美雨ちゃんがコンサートに来てくれるんだよね?」

二階堂「千賀。本当にいいのか?美雨ちゃんが、お前のファンじゃなくても。」

千賀「俺のファンじゃなくても。俺が、美雨ちゃんの事が好きって言う気持ちは、変わらないから。諦めないって言ったでしょ?」

宮田「マネージャー。千ちゃん!!本気みたいだね?」

雪乃「...ったく。しょうがないわね。」

藤ヶ谷「北山。お前...俺らになんか隠してるだろう?」

北山「隠してねぇーよ。」

横尾「お前だけだろ?美雨ちゃんの会話に入ってきてないの。」

北山「そうかぁー??」

横尾「ミツ。」

横尾と藤ヶ谷は、北山の事が、気になっていたのだ。俺達より先に...美雨と出会ってるんじゃないかと...。疑っていたのだ。


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作者名:みぃーちゃん | 作成日時:2018年7月7日 18時

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