宏光ストーリー １３ ページ13
「で？ ２人でタクシーに乗った後どうしたの？ 家まで送ったんでしょ？ ちゃんと好きだって言った？」
翌日、７人で雑誌の取材を受ける合間に、二階堂が話しかけてきた。
「は？ 送っただけだよ。 それだけ。 それ以上でもそれ以下でもない」
「えーーー？ ミツ、せっかくさやかちゃんと２人っきりになれるように俺が気を利かせてやったっていうのに、何にも進展なしかよ。マジであり得ない！ミツ、結構誰とでも距離縮めるのうまいじゃん。まぁ、だからチャラいって言われることもあるけど。何でさやかちゃんに好きだって言わないんだよ！」
「バカ！お前声デカイよ」
他のメンバーやスタッフさんに聞かれていないかと、周りを見渡す。
幸い、みんな忙しそうに動き回っていて、俺らの近くには誰もいなかった。
安心して小さく息を吐く。
「ミツさぁ、本気で好きなんだね、さやかちゃんのこと」
二階堂が遠くを見つめながら呟く。
その視線の先には、雑誌の撮影スタッフと真剣に打ち合わせをしている彼女の姿があった。
二階堂の言葉には返事をせず、昨夜のことを思い返す―――――
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SaYaKa - lovemitsu917さんありがとうございます！更新頻度は遅いですが、頑張って更新していきますので、また是非読んでやってくださいね！ (2017年4月14日 2時) (
レス) id: 81f34fd2ba (このIDを非表示/違反報告)
lovemitsu917(プロフ) - 続き楽しみに待ってま〜す (2017年4月6日 21時) (レス) id: f7579378d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SaYaKa | 作成日時：2017年3月16日 19時
