代表の時間 ページ44
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「ほら、ビッチ先生立って。」
中々起き上がらないビッチ先生に手を貸すA。
「Aーおぶってー」
「嫌。」
「なんでよ!!」
甘えた声で子供のように頼むビッチ先生を即答で拒否るA。
「私はあんたの保護者か!? …だいたい身長的にも無理よ！」
「Aー、Aってばー！」
腰にしがみついてくるビッチ先生にイライラが顔に出るA。そして無理やり振りほどくと
茅野の横へと移動する。
「日暮さん、いいの？」
「いいの。放っといて行こ？」
駄々をこねる子供のような姿のビッチ先生を烏間に任せ、彼女らは無事本校舎へと辿り着いたのであった。
本校舎へ到着すると、他の生徒達も息を切らしてグラウンドへ倒れ込む。
しかし、休憩している時間など彼らには毛頭なかった。重だるい身体に鞭を打ち、生徒達は講堂へと足を運んだ。
「おやおや？E組はもう到着したみたいだね。」
「ギシャシャシャシャ。昼休み返上ご苦労なことだな！」
講堂の下駄箱の前で靴を履き替えていると、待ち伏せしていたのであろう浅野を除く五英傑がE組を見下ろしていた。
「(出た……)」
「(五英傑…。)」
あからさまに嫌な顔をする茅野と杉野。
「やぁ、日暮さん。先週振りだね。相変わらず、顔だけじゃなく髪型まで美しい。」
彼女の後ろへ移動し、横髪を掬う榊原。
「……榊原くんも相変わらず奇抜な髪型ね。」
その手を払い、挑発的な言葉をかけるA。
「(い、言った！)」
「(さすが日暮!!)」
茅野と杉野の心の言葉がシンクロする。
靴を履きおえ、列に並んでも彼はAの隣へ移動する。
「辛辣なところもまた君らしい……どうだい？いい店を知っているんだ、放課後そこでお茶でも……」
「気持ちだけで……結構だから。」
懲りずに肩に手を置いてくる榊原にAはげっそりとした表情になり振り払うことすら面倒になっていた。
「おいお前！日暮困ってるだろ？困ってんのに口説くなんてチャラ男としては見過ごせねぇ！」
列の隣にいた前原が二人の間に入る。
「(E組代表チャラ男が勝負を仕掛けた!?)」
チャラ男同士の戦いにドキドキしながらも見守る杉野。
「それで、どうかな日暮さん。なんなら今からでも……。」
「聞けよ話!!」
前原の話など耳も傾けずに口説き続ける榊原。
「(あっさりスルーされてる……)」
「(前原撃沈)」
「(さすが五英傑…)」
さすがの茅野と杉野、菅谷でさえもこればかりには同情してしまう。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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あずきいろ
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ぜろ(プロフ) - 更新お待ちしています（ ; ; ） (5月4日 16時) (
レス) id: 8c08daaa99 (このIDを非表示/違反報告)
猫好きな莉愛 - 優花さん» 私もネガティヴ何でね。別に馴れ馴れしくて大丈夫ですよ！明るい人とかはそういう人いそうなので。ネガティヴな発言になる前にダメだった場合のことを想定していってみればどうですか。｢迷惑だったらごめんなさい~~｣とか先に言えばどうですか？黙病だったの可哀想です (2018年8月26日 22時) (レス) id: ed92431d27 (このIDを非表示/違反報告)
ライカ - これからも頑張ってください！ (2017年10月28日 15時) (レス) id: 7c63adecef (このIDを非表示/違反報告)
優花 - 勇気の時間の迷惑じゃないかな…とかなってるとことか私に似すぎて逆に吹いたw既読無視はダメだし,やりたいけど迷惑…不参加でも非協力的だのなんだので省られそう…とか考えちゃうんです…ネガティヴなんですよ´・д・` (2017年10月18日 1時) (レス) id: 009eab373c (このIDを非表示/違反報告)
優花 - ………長々と愚痴ってすいませんでした。いきなりなれなれしく話してて本当にすいません。 (2017年10月18日 1時) (レス) id: 009eab373c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかり | 作成日時：2017年9月9日 17時
