集会の時間 ページ45
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あれから集会が始まり 校長先生からのお言葉とともにいつものようなE組を煽るような言葉が生徒達の笑い心を擽る。
「……ほんと最低。」
整列しているせいもあり、いつもより近くで笑い声を聞かなければならないE組の生徒達は下を俯いていた。
Aが呟いた言葉ですら前列の速水にすら聞こえないだろう。
【続いて、生徒会からの発表です。生徒会は準備を始めてください。】
「うげっ。荒木くんだ……」
方法アナウンスと共に放送部部長の荒木が舞台へ顔を出すとAはあからさまに嫌な顔をする。
「前から思ってたんだけどさ、日暮ちゃん、五英傑の人と面識あんだね。」
二つ前にいる中村が後ろを向いてAへと話しかけた。
「元A組だからね。……五英傑には勉強教えてもらったりもしてたんだけど…」
浅野や榊原たちに勉強を教えて貰っていた日が昨日のように思える。
「E組に落ちた途端、手のひら返したってわけか。」
中村が納得する。
「でもどうしてあそこまでAちゃんに構うのかな？」
倉橋が人差し指を口に当てながら不思議そうに呟いた。
学歴でE組に落ちたわけでもないAをわざわざ、からかいにくる意味がわからないと中村も便乗する。
「好きなんじゃないの？日暮のこと。」
「何でそうなるの……。」
今まで話を聞いていた速水が普通に告げると、Aは肩を落として落胆した。
「誰だあの先生。」
「シュッとしててかっこいい！」
隣のD組の男女の会話がE組生徒達の耳に入る。そこには烏間先生が他の先生方に挨拶をしていた。
「ねぇねぇ、見てみて」
「おっ。」
何を思ったのか、倉橋、中村、Aの三人は自作したナイフケースを胸ポケットから取り出す。
「烏間先生、これナイフケー……んぐっ!?」
勢いよく、口を手で烏間に塞がれるA。
「ナイフケースデコったんだ」
「かわいいーっしょ」
しかし、一つ挟んで前にいた倉橋たちは気付かずに可愛くアレンジを加えたナイフケースを大っぴらに見せびらかす。
「可愛いのはいいがここで出すな！」
「んぐっ、んぐぐっ！」
鼻ごと塞がれていたせいか、苦しいことをうったえはじめるA。
「それよりさ、烏間先生。日暮ちゃんが苦しそうなんだけど……」
中村に指摘され、ハッと気がついた烏間は慌てて彼女の口と鼻から手を離す。
「すっ、すまない日暮さん！」
「し…死ぬかと思った……。」
むせ返るAに、慌てて謝罪をした烏間。
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ぜろ(プロフ) - 更新お待ちしています（ ; ; ） (2023年5月4日 16時) (
レス) id: 8c08daaa99 (このIDを非表示/違反報告)
猫好きな莉愛 - 優花さん» 私もネガティヴ何でね。別に馴れ馴れしくて大丈夫ですよ！明るい人とかはそういう人いそうなので。ネガティヴな発言になる前にダメだった場合のことを想定していってみればどうですか。｢迷惑だったらごめんなさい~~｣とか先に言えばどうですか？黙病だったの可哀想です (2018年8月26日 22時) (レス) id: ed92431d27 (このIDを非表示/違反報告)
ライカ - これからも頑張ってください！ (2017年10月28日 15時) (レス) id: 7c63adecef (このIDを非表示/違反報告)
優花 - 勇気の時間の迷惑じゃないかな…とかなってるとことか私に似すぎて逆に吹いたw既読無視はダメだし,やりたいけど迷惑…不参加でも非協力的だのなんだので省られそう…とか考えちゃうんです…ネガティヴなんですよ´・д・` (2017年10月18日 1時) (レス) id: 009eab373c (このIDを非表示/違反報告)
優花 - ………長々と愚痴ってすいませんでした。いきなりなれなれしく話してて本当にすいません。 (2017年10月18日 1時) (レス) id: 009eab373c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかり | 作成日時：2017年9月9日 17時
