挑戦状の時間 ページ24
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殺せんせーからの挑戦状とも受け取れる言葉を言われてから業は一時間、二時間目、三時間目の中であの手この手を使って殺せんせーへ刃を向けたが見事惨敗。
---そして四時間目
お昼前の時間ということもあり、家庭科室で各班お昼ご飯を兼ねての調理実習に取り組む生徒達。
「どうです？不破さんの班はできましたか？」
六班の不破の様子を見に来る殺せんせー。
「ん〜、どうだろう？何か味がトゲトゲしてんだよね。」
小皿にスープを入れて、味見をしてみるが何か物足りないと感じてしまう。
「それなら砂糖を加えるといいよ。」
「日暮さん！」
自分の班の実習が終わり、たまたま不破の班を見ていたAが彼女に一つアドバイスをする。
「スープなら多少の甘みもあった方がいいから。……そうね、小さじ一杯くらい足した方が控えめになっていいかも。」
味を確認させてもらった上で、応えた彼女に殺せんせーも見守るように頷いた。
「なるほど！日暮さん詳しいね。」
「うち、弟と二人暮らで、料理は私専門だからね。……でも、今の状態だとちょっと苦味の方がまだ強いかな。」
唸りながら考え込むAの隣で、不破も同じように腕を組んで考えた。するとAの隣に業がやってくる。
「へぇ、それなら足すんじゃなくて作り直したら？一回捨てて」
「業、何す……っ!?」
お鍋の持ち手をひっくり返し、殺せんせーへの攻撃を行う業。その行動に一瞬何が起きたか分からなかったA。
「エプロンを忘れてますよ業くん。」
スポイトでスープを素早く吸い取り、砂糖も適量な程に足し、尚且つハート型が強調されたかわいいエプロンとバンダナをつけさせられてしまう。
「ついでにAさんのエプロンも可愛く刺繍しておきました。業くんとお揃いですよ、ヌルフフフ！」
ペアルックの様な二人の姿に、寺坂組は彼らのことを茶化し始める。恥ずかしさと怒りのあまり頬を染める業と巻き込まれ体質な自分に涙を潤ませるA。
「(大変だな、日暮さんも)」
と、渚に同情の目を向けられていたことも知らずに。
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校舎から少し離れた山谷に生い茂る木の上で悔しそうに爪を噛む業の姿を見つけた渚とA。
かける言葉が渚には見つからなかった。
「業、七三分け似合うね！」
「日暮さん……(場違い！)」
先程の国語の時間の際、業を赤蛙の詩に例えて七三分けへと手入れされた彼の姿を見て 素直に感想を述べたAに心の中でつっこむ渚。
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ぜろ(プロフ) - 更新お待ちしています（ ; ; ） (2023年5月4日 16時) (
レス) id: 8c08daaa99 (このIDを非表示/違反報告)
猫好きな莉愛 - 優花さん» 私もネガティヴ何でね。別に馴れ馴れしくて大丈夫ですよ！明るい人とかはそういう人いそうなので。ネガティヴな発言になる前にダメだった場合のことを想定していってみればどうですか。｢迷惑だったらごめんなさい~~｣とか先に言えばどうですか？黙病だったの可哀想です (2018年8月26日 22時) (レス) id: ed92431d27 (このIDを非表示/違反報告)
ライカ - これからも頑張ってください！ (2017年10月28日 15時) (レス) id: 7c63adecef (このIDを非表示/違反報告)
優花 - 勇気の時間の迷惑じゃないかな…とかなってるとことか私に似すぎて逆に吹いたw既読無視はダメだし,やりたいけど迷惑…不参加でも非協力的だのなんだので省られそう…とか考えちゃうんです…ネガティヴなんですよ´・д・` (2017年10月18日 1時) (レス) id: 009eab373c (このIDを非表示/違反報告)
優花 - ………長々と愚痴ってすいませんでした。いきなりなれなれしく話してて本当にすいません。 (2017年10月18日 1時) (レス) id: 009eab373c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかり | 作成日時：2017年9月9日 17時
