愛を込めてたつみを

さんじゅうはち ページ39

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「 なぁ、悪かった。つい本音が出ちまっただけなんだよ。」





いや、この人絶対反省してねぇだろ。本音が出ちまったって言ってる時点でダメだよね。しかも、笑い堪えて言ってるし。






「 やだ、許さん。」









ほんと許さん、もう私眠いから寝る。罰として長幸の背中で寝ます。みんなおやすみ！！







「 おい、Aもう着くぞ。」






ん？長幸の声が聞こえたような気がするけど、もう疲れと眠気が襲ってきてそのまま寝てしまった。





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気づくと私は寝かせられていた。でも私の家のベットでは無かった。隣には誰も居ない。
多分長幸たちの家だよね。誰の部屋だろ、ベットすごいでっかいけど…





「 長幸にお礼言わなきゃ…」





寝起きで、おぼつかない足取りでリビングに向かった。髪もボサボサだ。





リビングであろう部屋の前に着いた。ガチャと開けると、長幸と剛保がソファでテレビを観ていた。







「 おはよ…長幸運んでくれてありがと…」






「 おう、あとまだ朝じゃねーよ。」





「 おーおー、Aじゃん！朝ぶりだなー。」





「 剛保、いつ会ったっけ。とりあえず久しぶり。」





「 おい、大丈夫かよwww」





まだ眠くて、話が入ってこないから適当に返しちゃった。絨毯ひいてあるからそこに横になった。


ここの家の絨毯、もこもこしてて気持ちいい。また寝ちゃいそう。




「 寝るなら、ソファこいよー。」





「 んー？んー。ってやば、家帰るわ。」





急に目が冴えた。汗かいた気がするから風呂も入りたいし。





「 風呂入ったらまた来いよ？今日はうちで寝ようぜ。」






「 えっ！？寝ていいの？」






「 いや、昨日いいって言っただろ。」







「 あ、ありがとう…じゃあまた来ます。」







また寝れる、あの2人の温もりがすごい好きだから嬉しい。特に剛保。人間ホッカイロ。
早く風呂入って、温い中で寝たい。

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