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仕事に行こうって思ってロビーの扉を潜ればうらたんとまーしぃ、坂田もおった。
「は?」
「ごめん、センラ。Aちゃんは俺に任せて」
扉が閉まる前に坂田は急いで扉をくぐる。
「坂田!!」
何もかもわからなくなってうらたんと志麻くんを睨む。
なんでここが分かった、坂田に聞いたんか?
「お前、目覚ませよ」
「俺らに連絡取らんとか何考えてんの?」
「…っ、あんた達には関係ないでしょ」
「関係ないじゃないだろ、俺らはメンバーだろが、友達だろが!なんで坂田としか連絡を取らねえんだよ…!」
「俺らのこと嫌いになったん、」
Aは大丈夫やろうか、ちゃんと坂田に会えたやろうか。
Aの事やからきっと鍵も閉めてないんやろうな。モニターで伝えとかないと、そう思って部屋番号を打つ。
「…っ、A!」
「絶ッ対に開けんな、家の鍵ちゃんと閉めといて!」
キャンキャン吠えるうらたんと志麻くんは全く可愛くないなぁ。
夜はAも鳴くけどめちゃくちゃ可愛ええもんなぁ。
「あんたらなんなん、はよ離して?仕事あんねんこっちは。」
「…ッ、坂田は信用出来て俺らは信用してくれねえのかよ」
「アハハ、誰もそんなこと言うとらんよね?」
「坂田は俺の協力者やから。」
裏切りでもなんでもない。
友達で、メンバーで。それはお前らも一緒やで。
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ふらんどーる@潤くんは天使 - 好き(突然の告白)こういうヤンデレでも両方ヤンデレ者は好み。好き。好き。(は?) (2020年5月27日 14時) (レス) id: 8e46670866 (このIDを非表示/違反報告)
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