僕だけのお姫様。【センラ】 (ページ8)

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Aside

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私は気づいたら数年間ここにいる、仕事も辞めてセンラくんのそばにずっといる。

あの日から私は変わった、それでも私はセンラくんについて行こうって決めた。

全然怖くないし優しい、ただただ独占欲が強くて私を閉じ込めてるだけ。

こんなに狂ってしまった私を助けてくれるのはセンラくんしかいなくて。

｢…ッ、A！｣

『えっ、？！』

ピンポン、と音が鳴る。モニターで見れば茶色の髪色の人と紫色の髪色の人に捕まってるセンラくん。

開けていいのかな、開けなきゃダメなのかな。

『ど、うしたの、！？』

｢絶ッ対に開けんな、家の鍵ちゃんと閉めといて！｣

『わかった、！』

急いで玄関に向かって閉めようとしたら赤髪の人。

ねえ、センラくん。どうしたらいいの？

｢Aちゃん、ホンマにごめん！｣

そう言いながら部屋に入ってきて扉を閉める坂田さん。

どういうことか全くわからなくて、その場に立ち止まる。

｢俺はセンラとAちゃんの味方やから、安心して。｣

"｢てめぇ、坂田！裏切んのかよ！｣"

"｢センラと連絡とってないって言ってただろ！？｣"

モニターから聞こえる茶色の髪色の人と紫色の髪色の人。

怖くて怖くて震えが止まらない、助けて、センラくん。

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