僕だけのお姫様。【センラ】 (ページ6)

今日:4 hit、昨日:14 hit、合計:37,374 hit

. ページ6

.

坂田そろそろ誤魔化されへん

センラなんで

坂田うらさんが俺の携帯取ろうとしてくる、連絡とってないか

センラプライバシーの侵害やって言ってやれ、連絡はとっとらんからって!ホンマに、バレんとって。

俺は無呼吸症候群やから寝てる時にAが先に起きた時に急いで叩き起される。

目覚ましたら涙を浮かべてるAと目が合う、それが俺のルーティン。

『息して寝てよ』

｢努力はしとるんやけどなぁ、治らん！｣

『起きたら死んでるんじゃないかってとっても怖い』

｢かわええなぁ、｣

朝から抱きしめあって、坂田からのLINEを返す。

ぷくーってほっぺた膨らませるからそのほっぺたを噛んであげれば嬉しそうに笑ってくれて俺は朝から幸せ。

｢はい、俺仕事やから一緒に起きようなぁ？｣

『起きてるもん』

｢せやなぁ、よし。今日は黄色のお洋服着ようなぁ｣

紫と緑の服は一切ない。

俺は坂田しか今は信頼してない。きっとこれがバレたら俺は警察行きやし、Aは親御さんのところに返されるだろうな。

それだけは阻止したい、じゃないとここまで協力してくれた坂田にも申し訳ない。

でも俺らもうカレカノなんやけどなぁって思いながらAを抱き上げる。

｢着せてあげる｣

『このお洋服好き、赤も好きだけど黄色の方が大好き。』

｢かわええこと言うやん、どしたん？｣

『だって黄色はセンラくんも大好きな色なんだもん、私も大好き。』

｢可愛すぎ～！！罪！｣

ぎゅう、と抱きしめる。そんな可愛いAが大好きだ。

.