鬼になった元柱【鬼滅の刃】

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ここからネタバレ含みます 。

ネタバレと創作混じってるので把握と自衛よろしくお願いします。

完結に向けて進んでいきます。



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｢A、分かったか。｣

『わかりました！』




あれから数ヶ月。色んな血気術の使い方を教えてもらって上手く血気術が使えるようになった。

上弦の鬼として、上司の零として、




『無惨様』

｢わかってる、絶対にまた会おう。｣




前に渡したお守り。今でも大切に持ってくれているらしくて、” 死ぬまで一緒にそばにいられますように"


そんな願い、叶うのかな。絶対にかなって欲しい。




｢Aさん、…貴方を助けることを出来なかった。｣

『かまど、たんじろうくんだっけ？』

｢…そうです、覚えててくださったんですね｣

『そうだよ。隣にいるのは？』

｢…冨岡義勇だ。｣



猗窩座さんは彼らにやられて、彼らが少し休憩しているところに私は舞い降りた。




｢…A、お前は俺たちを殺すのか？｣

『そうするしかないですよね。冨岡義勇さん。』

｢…どうしてもか？｣

『……はい。どうしてもです。皆さんが無惨様のことを殺すのを辞めるなら私はあなたたちを殺しません。』

｢…それは、ダメだ。俺ら鬼殺隊は鬼舞辻無惨を斬る。｣




『どうやら、分かり合えないみたい。』




それなら私は君たちを殺すしかない。




『血気術、昼想夜夢(ちゅうそうやむ)』



彼らには幸せな世界で死んでもらいたいもの。



｢…っ、やめろ！｣

｢Aさん！そんな血気術で俺たちを殺せると思ってるんですか！｣

｢炭治郎、やめろ！｣





『あぁ、そう？血気術 泣血漣如(きゅうけつれんじょ)』


私の伸ばした手の先には炭治郎くんの刀。

泣いても泣いても、止めてあげないんだから。






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