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自分の部屋に引きこもって、ドレッサーの前で顔面を作る。
いくら整形するお金が家にあるからって、整形はしようとは思わないなぁ。それこそ、自分の顔が嫌いでもどれだけ嫌いでも、この顔で愛されてきたんだからなぁ。なんて。
「入っていいか？」
『いーよ』
未だに腫れてる頬、きっと私が叩いちゃったんだろうな。嫌な夢見た記憶はあるし、思い出したくもない、蓋をしてしまった夢。
せっかく京都に行くのに嫌な思い出で終わらせたくないしな、そう思ってうらたさんの頬を撫でる、ごめんね。
『早く、腫れ引いたらいいな』
「おー、ありがとう。今日のメイクも可愛い、俺好みじゃん」
『うん、うらたさんの好きなメイク』
京都に着いたら着物に着替えるのにね、2人でお揃いの服なんか着ちゃって、全てが幸せで。
あ〜あ、こんな幸せが一生続けばいいのに。
「リップ、俺に塗らせてよ」
『はみださないでよ？』
「任せろ」
慣れた手で、リップを塗ってくれるうらたさん。
ねえ、他の女の子に塗ったり、してるの？
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涼凪(プロフ) - キラさんのお話にいつも楽しませて頂いてます。最後のうらたさんのメッセージに胸が締め付けられています…！早く仲直りできますように、更新頑張ってくださいね。陰ながら応援させてください。 (2020年1月1日 4時) (
レス) id: 2b0ebebc12 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 続編も楽しみに待ってるね (2019年12月31日 21時) (レス) id: 063ee4b529 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キラ
| 作成日時：2019年12月31日 21時
