8話 ページ9
「綾小路くん…だよね？」
あっ、先に話しかけられてしまった！
しかも慌てて立ち上がってきたから、このまま素通りして走って行かないと恥ずかしいやつ！
だってこんな慌てて席立って、2人の話の邪魔した理由がお昼食べよ！なんて言えないー！
もう！誰この人？
とか思ったらやばい美少女の櫛田さんだ
だめだ！ちょっと上っぽい雰囲気するし、絶対目つけられたくない
綾小路くんは気付いてないようだったが、櫛田さんが足早に通り抜ける私をちらっと見た
なんでわかったのかというとまあ目があったんだけどね
怖い。
構わず話を続けた櫛田さんは、堀北さんについて聞いているみたいだ
なにについて聞いているかは、正直わかんない
だってもう教室出てるし。1人でこれからご飯だし！
がっくりと背中を落として食堂を覗いておこうと1人歩いて行き、食堂のメニューを確認する
すると、安価なのかわからない値段に設定されたいる中で、ひとつだけ異種なメニューがあり、0円とかかれていた
それは、山菜定食だった
あきらかに他のメニューよりもグレードが下がっているような材料だ
正直どれも美味しそうだが、やけに違和感があるので、山菜定食を食べてみよう
せっかくの10万だし、貯めて大きいものを買いたいよね
ということでできるだけ節約して生活をしてみよう
飲み食いできるなら人は生きていけるし、本当に優遇されてるなあ、学校って
同じ山菜定食を食べている男子高校生を見つけた。1人での使用は結構多いが…
女子より揉め事が少なそうなので、その人に話しかけてみる
「すみません、向かいいいですか？」
「え、どうぞ？」
困惑が見て取れたが、優しく声をかけると警戒はしているものの、承諾を得た
「あの、先輩ですか？」
「…2年だけど、」
「私は1年です！」
「ふーん…今の時期にそれか？」
ひどく呆れた顔で私の顔と山菜定食を見比べた
やっぱりどうやらこの違和感はあっていたらしい。
『でも…来月も10万もらえるんですよね？』
「ふん…そんなわけないだろ、まだこの学校のシステムがわかってねえから、最初は使い切るやつ多いんだよ」
悔しそうに拳を握って話す先輩に思わず口元がにやけそうになるが、我慢する
『あの…どういうことですか…？』
なにも知らないバカを演じる
心を許して学校のことを教えてくれれば最高だ。許せ、私に
「お前、誰にもいうなよ？」
やっぱり、騙されやすいな、こういう大人しめで凡人っぽいやつは。
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キョンシー(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2022年8月10日 12時) (
レス) @page19 id: 937d89a3e0 (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - 夢主がとても好きです！面白いので続きも楽しみにしています！ただ、もうすこーし綾小路くんとの絡みが欲しいかな〜と。あといつかでいいので、何処かで綾小路くんsaidが見てみたいです！偉そうにすみません！(*_ _)とりあえず頑張ってください！！この作品大好きです！ (2017年12月12日 19時) (レス) id: 5afa144aee (このIDを非表示/違反報告)
アッシュ - Curveさん» うん！わかりましたよ！この小説大好きだから、頑張ってね！楽しみに待ってます！ (2017年8月29日 19時) (レス) id: 780afa92f9 (このIDを非表示/違反報告)
Curve(プロフ) - わかりました！これから無気力にしていきます！でも、たまに積極的に行くところもあると思いますが、そこはご愛嬌で！ (2017年8月29日 14時) (レス) id: 70337f03e0 (このIDを非表示/違反報告)
アッシュ - 誤字った！長々とごめんね！です (2017年8月27日 23時) (レス) id: 780afa92f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Curve | 作成日時：2017年7月28日 7時
