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Your side

私は今、モトキ先生の家にいる。
なんかここ数時間の記憶がすっかり抜け落ちたみたいに
何故ここに居るのかよく理解出来ていない。

「綺麗な…お家……ですね」

『そう?そこそこ広いから掃除大変だよ』

本当にここで一人暮らしをしているのかと問いたくなる広さ。
家賃高そう←

『Aは右後ろのそこの部屋、使っていいよ』

「あ、ありがとうございますっ」

先生が指さした方向の部屋に荷物を持って入った。
そこは最低限の家具だけが置かれた20畳程の広い部屋。
私の前の部屋の2倍以上はある絶対。

「広すぎる……落ち着かん……」

『Aー大丈夫ー?』

リビングらしき方から声を掛けられ慌てて荷物を置く。
一言返事をして声のする部屋に移動した。

「お部屋、広すぎません…?」

『そう?もう慣れちゃったからなぁ笑
広くて落ち着かない?』

「……ちょっとだけ」

『じゃあ慣れるまで俺と同じ部屋にする?笑』

「うわ、先生がニヤついてる、身の危険を感じr」

『なんもしないのに〜』

先生は可愛く口を尖らせて
髪を結き直しながらソファーに座る。
少し見える(うなじ)にドキドキした。
話題を変えよう…。

「あ、近くにコンビニってありますか?
夕飯買いに行こうかと思うんですけど」

『コンビニはあるけど、夕飯は俺が作るよ?
お腹空いちゃったでしょ、何食べたい?』

「え、先生料理するんですか?」

『意外?俺は料理男子だよ〜?笑』

この人はどれだけ惚れさせ要素を持つているのか。
出来ないことないんじゃないのか?と思わせるほど。

「じゃあ先生の得意料理が食べたいです」

『いいよ〜
Aのために全力出しちゃおうかな』

よっしゃ、と壁にかかっていた腰巻のエプロンを着けた。

「……先生、格好良いです」

『へへ、ありがと。』

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設定タグ:Fischer's , モトキ , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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みちくさ(プロフ) - 更新嬉しい (2019年1月7日 14時) (レス) id: 0092df8a79 (このIDを非表示/違反報告)
誰かさん - とっても面白いです!更新頑張ってください! (2018年9月25日 20時) (レス) id: 8e8bb61906 (このIDを非表示/違反報告)
とびじゃす#(プロフ) - きなこもちさん» 存ず!モトキイケメン! (2018年9月19日 18時) (レス) id: 7955539d5f (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち - ヒャードキドキする(>_<)カッコイイ〜  ←カタカナ多! (2018年9月19日 18時) (レス) id: 717b23c46c (このIDを非表示/違反報告)
とびじゃす#(プロフ) - 流莉彩さん» うぉ、いーなー。 (2018年9月16日 17時) (レス) id: 7955539d5f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:來琉 | 作成日時:2018年2月17日 21時

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