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黄瀬目線
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結局、ジャバウォックの圧勝だった。
そして、彼らの案内役だった黒子っちのトコの
監督サンのお父さん…景虎さんが宣戦布告して
俺たちキセキの世代と火神っちに黒子っちの
ドリームチームで、一ヶ月後、ジャバウォックと
対戦することになった。
「またみんなで戦えるなんて、嬉しいっスね!」
高校時代、敵として戦っていたからか
仲間として同じチームで戦うのが新鮮で、
俺は嬉しさのあまりそうこぼした。
「そうだな…」
「でも俺、ちょっと面倒くさいんだけど〜…」
「アツシ、そんな事言わないで頑張ってこいって。」
唇を尖らせて不満げにそう言った紫原っちを
氷室さんがなだめる。
いいっスね、このペア…
俺、笠松先輩が卒業してからもう寂しくて寂しくて…
「とにかく、相手はアメリカの最強チームだ。
試合までみっちり練習するぞ。」
「上等だ!青峰!お前よりも強くなってやる!」
なんだかんだで、みんなやる気に満ち溢れている。
これなら…
今の俺たちなら、たとえ相手が
アメリカ最強のチームだとしても
勝てる気がするだス…!
そして、笠松先輩だけじゃない。
日本でバスケをやってる奴ら全員を
貶したこと、後悔させてやるんスから!
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作者名:舞華 | 作成日時:2017年11月26日 20時