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事件から1週間、どうやらあの犯人の取り調べをしたのは剣持さんなようで…
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剣「大体お前の部屋にあったこれ！なんなの？文字ばっかり。」
犯「そ、それは和歌で名前さんの見目麗しい姿を現していて…」
剣「ちょっと引いた…お前と同い年ぐらいだけど全然気持ちわからん…相手女子高生だぞ？！」
犯「愛に年齢は関係ないんです！現にこの和歌が作られた時代は12歳ほどの少女を…」
剣「あーあー！やめろ！気分が悪くなる。…趣味嗜好は仕方ないとして実行したら犯罪。お前の場合は拉致監 禁だけでなく2人手にかけてるんだからな。覚悟しておけ。」
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どうやら変わった趣味を持った犯人で剣持さんも手を焼いているそう。
私たちの日常といえば…
美「ちょっと一ちゃん！またこんなもの持ってきて！」
一「さっき裏庭で焼いたんだよ。美雪、お前も食う？」
美「要らないわよ！」
一「んだよ人がせっかく…苗字お前は…うわっ！」
こちらを見た金田一くんはギョッとした様子で教室の入り口を見ている。振り返って見た先には…
「竜太くん？」
竜「じーーーっ」
一「お前またかよ佐木！」
竜「名前先輩が変な輩に声かけられないように見張ってるんです。」
こちらはこちらで困ったくん。事件がひと段落し学校に私が行けるようになってからずっとこの様子。
心配してくれるのはありがたいけれど授業が終わるたびにこれはちょっとやりすぎである。
「りゅ、竜太くん。ここ学校だし美雪や金田一くんもいるから、ね？」
竜「…っ可愛い！今の首傾げた"ね？"はあざと警察が動くほどです！やっぱり目が離せません！」
美「佐木くん…」
美雪が少し引いたような目で竜太くんを見ている。…仕方ない。ここは一つ。
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作者名：はんぺん | 作成日時：2022年12月30日 10時
