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『そうだ、剣の素振りしてこよう』
懐から白銀色の剣を取りだす。
毎日の手入れで今日も艶やかに光っている。
『(…まあ、この剣も、もう使うことがないんだろうけどね)』
わたしの病気のことをメタくんが知ったら、
君はどんな顔をするのかな
…
『…98.99.100っ!』
城の中庭で縦、横、斜めに剣を振る。
串刺し、三連切り、ドリルスラッシュ。
『はあ、いい汗かいた』
ふう。と息をつく。
.
「さすがは銀河最強戦士の娘だな」
上空から声が聞こえた。
『メタくん!』
うんと高いところにいるメタくんを見上げる。
いつからいたんだろ?
「私も付き合う。」
『…うん、』
…
『メタくん、あのね、』
「なんだ?」
手を休めてわたしは口をひらいた。
まっすぐな視線が痛いな、
『やっぱりなんでもない』
なにか言いたげなメタくんを横目にわたしは素振りを続けた。
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かな(プロフ) - 元々アニカビが好きだったのもあるけどこの小説を見てもっとアニカビが好きになりました!次の更新待ってます!( ^^) (2021年4月14日 14時) (レス) id: 7f86f7b6ad (このIDを非表示/違反報告)
ユイライ - 貴方の小説でアニカビが好きになります! 次の更新を待ってます! (2019年4月28日 14時) (レス) id: 5ef358040d (このIDを非表示/違反報告)
きなコ(プロフ) - 亜ヶ差咲喜良 さっきゅんさん» ありがとうございます〜( ; ; )全然大丈夫ですよ!とっても嬉しいです〜! (2018年8月18日 21時) (レス) id: 9836afc845 (このIDを非表示/違反報告)
亜ヶ差咲喜良 さっきゅん - ごめんなさい。間違えてコメント打ってました....正しくは[これからも頑張って下さい!]でした。ごめんなさい!(スマホの入力苦手だなんて言えないです...) (2018年8月18日 20時) (レス) id: 0c19715ff6 (このIDを非表示/違反報告)
亜ヶ差咲喜良 さっきゅん - いつも楽しみにしています!これからも頑張って下さいって (2018年8月18日 20時) (レス) id: 0c19715ff6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きなコ | 作成日時:2018年8月1日 23時