33 ページ38
話の内容に思い当たる節が無いわけではない。
それでも“あの事”は隠さなければならない。
部室の戸を閉めると彼は単刀直入に聞こう、と前置きをした。
赤司「君は、女子かい?」
貴女「・・・っ、いきなり何を言い出すんですか?」
できるだけ平静を装う。
今ここで、彼に知られるわけにはいかない。
赤司「昨日の君の反応はどうもおかしかったからね。」
貴女「・・・ですから、あれは突然のことで驚いただけです。」
赤司「それに俺達は君がこの部屋で着替えているところを見たことが無い。」
貴女「それはただ、使う時間がずれていたり
あまり使っていないって言うだけです。」
赤司「なら君はここでその練習着を脱げるかい?」
それはできない。
断るしか道は無い。
だが、それでは彼が確信を持つことになる。
貴女「それは、その・・・」
赤司「どうなんだ?」
どうにかしなければいけないこと輪わかっているのだが、彼の瞳から目を逸らすことができない。
貴女「・・・っ。」
ガチャッ
部室の戸が開いた。
19人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
和凛 - 初めまして、続き頑張って下さい (2015年7月17日 9時) (レス) id: 56b9cb16b3 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 斬羅さん» 頑張ります。 (2015年5月30日 16時) (レス) id: a53078d977 (このIDを非表示/違反報告)
斬羅 - すみません。途中でした・・・。これからも頑張ってください!(*^-^*) (2015年2月14日 9時) (レス) id: 8310b1f157 (このIDを非表示/違反報告)
斬羅 - 読みました!薄桜鬼からの黒バスwムッくんとの、絡みが見たいです! (2015年2月14日 9時) (レス) id: 8310b1f157 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 赤司様、誕生日、おめでとうございます! (2014年12月20日 23時) (レス) id: 49a875e0fe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:朧 龍 | 作成日時:2014年10月6日 20時