商品 ページ6
太輔said
「……ぁの…ご馳走様でしたっ…とても美味しかったです♪」
太輔「どういたしまして♪家まで送るよ。」
晴れて僕たち付き合うことになりました♪
けど、まだバレる訳にはいかない……
俺のこの行動がファンの人を傷つけることは当然分かってる……
メンバーに迷惑がかかることも……
それは俺自身が『商品』であるからだ……
俺は青春時代を全て捧げてきた……
勉強も恋愛も遊ぶ時間もなく……全てジャニーズに捧げてきた……
俺自身の初のスキャンダルがどれだけの影響を及ぼすかは承知の上だ……
それでも、何故か俺のファンの人は大丈夫だと、自信がある……
俺はファンの人がとても大好きだ……
こんな俺のことを応援してくれて、
健気に待ってくれてて、
俺の好みの服装まで←
ファンの人がいなければ俺たちはこんなに大きくなれなかった……
デビューもできなかった、ドームにも立たなかった……
俺らの全てを作ってくれた……
感謝してもしきれない大切な人たち……
そんな人たちを裏切ることはしたくない……
人として
アイドルとして
男として
認めてもらうまでは絶対にバレるわけにはいかない
それまでは隠し通すつもりであるし、
安易な行動は取ったりしない……
大切な人たちを傷つけたくない……
俺のファンの人たちなら、美子を受け入れてくれるだろう……
こんなにも素敵な子なのだから……
もし認めてもらう日や、自信が持てた時ならば
その時は自分の口から報告したいと思っている……
直接……自分の口で責任を持って……
それまで美子は待ってくれるだろうか……
この想いをちゃんと受け止めてくれるだろうか……
待ってもらえるように、受け止めてもらえるように
ちゃんと自分の口で想いを伝えよう……
「どうしたんですか?」
黙り込んでいた俺の顔を覗き込む……
太輔「ん?付き合えて嬉しいなぁーって♪」
「……私も……こんな素敵な人が私のこと好きでいてくれるなんて……信じられないです……」
太輔「素敵な人じゃないよ笑。さっきも美子のこといじめてたじゃん笑。」
「とっても素敵な人ですっ……」
太輔「そう?笑。じゃあ有り難く受け取らせてもらうわ笑」
「はいっ。」
ニコッと笑う…
もう全部が可愛くて、襲いたくなるから早めに帰そう………
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作者名:mile | 作成日時:2017年8月12日 16時