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お館様「...では手紙を」
少女「はい」
少女は、懐から手紙を取り出した
少女「こちらの手紙は元柱である、鱗滝左近次様から頂いたものです。1部抜粋して読み上げます」
少女「"________炭治郎が鬼の妹と共にあることをどうか御許しください。禰豆子と夢主は強靭な精神力で、人としての理性を保っています。飢餓状態であっても人を喰わず、そのまま、2年以上の歳月が経過致しました"
"俄には信じ難い状況ですが、紛れもない事実です。もしも、禰豆子、夢主が人に襲いかかった場合は""竈門炭治郎及び___
"鱗滝左近次、冨岡義勇が腹を切ってお詫び致します"」
炭治郎は、冨岡を見て、嬉しさのあまりか涙を流した
不「....切腹するから何だと言うのか。死にたいなら勝手に死に腐れよ。何の保証にもなりはしません」
煉「不死川の言う通りです!!人を喰い殺せば取り返しがつかない!!殺された人は戻らない!」
お館様「確かにそうだね。人を襲わないという保証ができない。証明ができない。
ただ___
人を襲うということもまた、証明ができない」
不「!!」
お館様「禰豆子と夢主が2年以上もの間、人を喰わずにいるという事実があり、禰豆子と夢主のために3人の者の命が懸けられている。これを否定するためには、否定する側もそれ以上のものを差し出さなければならない」
不「....っ」
煉「.....むぅ!」
お館様「それに、炭治郎は鬼舞辻と遭遇している」
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作者名:🖤ひら🖤 | 作成日時:2020年2月15日 9時