四十二 ページ46
「Aさんっ、俺と__」
「あの、俺と行きましょう...っ?」
「ぎ、義勇!遮るな!」
(真菰ちゃんは鍛錬中 恐らく二人が鱗滝さんにお願いした)
あ、相変わらずだった......。
しかも、この二人は私のことを...まぁ、恐らく後々気付くであろう、姉として私が好きという感情を持ち合わせている。
彼らはまだ異性として好きだと思っているらしいが。
だから、このモテモテを本気にしてはいけない。したら、情けないというか、なんというか。
てか、今日も二人とも可愛い。
義勇君は上目遣いで見つめてくるし、錆兎君も負けじと頬を膨らましている。神。
「あははっ、じゃあ、二人が手合わせして、勝ったほうっていうのは?」
「分かりました!」
「っえ、勝てないよ!」
・・・
「義勇君頑張ったね、今度来たら遊んであげるから、ね?」
「ぅん......」
「Aさん!」
「ちょ、まっ__ごめんね!」
半ば強引に連れ出され、そのままぐいぐいと山の奥深くへと、連れ出された。
少し前を歩くその背中は、昔よりもとても頼りがいのある背中になっている。...気がする。
背中を眺めていると、錆兎君の足が止まったので、ここでなにかと話すのだろう。
「...男と風呂に入ったんですか?」
「ヒェッ」
もの凄い殺気と、目力。
悲鳴をあげられずにはいられなかった。
じりじりと距離を詰められ、後ろには邪魔な木がある。
とん、と木に手がおかれ、壁ドンのような...アッ、木ドン?をされ、耳元で囁かれる。
「もう、入らないで下さいね」
「(色気......)」
色気が凄かったです。
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るる - 錆兎がいいです!!! (5月26日 22時) (レス) id: daa8a87cdb (このIDを非表示/違反報告)
たぴ岡(プロフ) - 主さんの書き方がとても面白くて見てて楽しいです! (2020年1月4日 19時) (レス) id: dc2340447c (このIDを非表示/違反報告)
ログインしたい - 鷺宮雪沙さん» あっ、返信遅くなりました済みません...それただ出てきたものを適当に打っちゃったんですかね...?直しておきます、細かいところまで見てくれてありがとうこざいますぅぅ! (2019年9月9日 7時) (レス) id: 8fe8447a5f (このIDを非表示/違反報告)
鷺宮雪沙(プロフ) - 毎度楽しく萌えさせて頂いています。実は一つだけ疑問がありまして、36話の大人の色気のところの話で、夢主が「フェロモン」を「フォルモン」と言ったのはわざとでしょうか?わざとではないならフォルモンってホルモンみたいで面白いなって思っただけなのですが:-) (2019年8月31日 21時) (レス) id: 7959eb2ba0 (このIDを非表示/違反報告)
ログインしたい - 皆さんありがとうございます!ここから続編で募集しますので、私のコメントより後になると、増えませんのでご了承下さい! (2019年8月16日 14時) (レス) id: 8fe8447a5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明晰夢を毎回みたい! | 作成日時:2019年8月11日 9時