淡い恋心

続き ページ21

次の日



私は苦しくて目が覚めた



貴「ゴホッゴホッ…うっ…ガハッ…！」



昨日のは夢ではなく事実であった



何故なら





私の部屋は私が吐いたであろう花びらが部屋の床いっぱいに散らばっていたから、、





貴「だ………れ……か…」



？「A??」


スッと私の部屋の扉が空いた




しのぶちゃんだった


胡「A!?どうしたんですかこの部屋は!?大丈夫ですか！？」



貴「し……の…ぶ…ちゃ………」



胡「誰か!!医者を呼んできてください!!!Aが…！」



しのぶちゃんが来てくれたので医者を呼んでくれた




医者がついて私の症状を見てくれた


医「こんな症状は私も見たことがありません…。ですが、分からないので花びらには触らないでください。これでは私も治しようが…」


胡「そんな……」




あぁ、私は死んでしまうのかな…

まだ、誰も守れてない


悔いがたくさん残っているのに、、、



煉「A…どうしたんだ………」



貴「れ…ん………ご…く…さ………」


あぁ、そこに見えるのは煉獄さんなのか

夢ではないのか…



煉「どうしてだ！なんで、こんなことになっているんだ！！どうして……！」


いつも顔が変わらない煉獄さんが珍しく泣いている


煉「まだ、死なないだろう!?まだ、、伝えてないこともあるのに…!!」




もう、意識が朦朧としてきた、
耳も聞こえずらくなり、目もぼやけて自分がこの世界にいるのかどうかも分からなくなってきた




でも、まだ煉獄さんに伝えてないことがある



死ぬ間際だと思うけど、ちゃんと気づいた






貴「……煉獄……さん……愛………して……ま…す」




聞こえただろうか



ちゃんと


_______________伝わっただろうか




煉「!!俺も愛しているぞA！！！」




あぁ、とても都合がいいような心地いい言葉が聞こえた







その言葉を聞いた瞬間私の口からは、




白い雪のような色をした百合の花びらがこぼれ落ちていった








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☆嘔吐中枢花被性疾患
・通称花吐き病
・はるか昔から流行して繰り返してきたらしい
・片思いを拗らせると口から花を吐き出すようになる
・治療法は不明
・しかし、両思いになると白銀の百合を吐き出して完治する







赤い薔薇の意味は
「あなたを愛しています」









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冨岡義勇 ショタ化 ※禰豆子♪様リク→←煉獄杏寿郎 花吐き病

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