鬼滅の世界に入り込みまして

第21話 宙に浮く剣士 ページ24

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嘘、タイミング悪すぎ…




目の前には、炭治郎を庇って血を出す禰豆子ちゃん。
正直この光景を生で見るとは思ってなかった。
いや、見たくなかった。





炭治郎「禰豆子っ！！」






加勢しなきゃ…
で、でも、もし私がここで加勢したら未来が変わっちゃうんじゃない？
それって、、





！！！





鬼の気配…！
こっちに向かって来てる！

くそっ…！








「空の呼吸 参ノ型 茜斬り」





お願いだから、邪魔しないでっ…！



…んん？



まだ先に鬼がいる…





まるで、私を誘導してるみたいに鬼が続いてる。



なになに？？なんで？




戸惑いながらも、とにかく鬼を斬り続けた。








あれっ？ここどこ？
あぁっ、しくじった！！


鬼に釣られて迷ってしまった！



気配。気配を、、








感じない…





何かに囲まれてる…？？
気配を察知しようとしても、何かが邪魔してなかなか察知できない。









……、霧かよ！！
なんでこんな霧深いんだよ！！






しょうがないなぁ…





足に力を込める。


地面がひび割れて……



一気に跳躍っ！！






周りを見渡せるくらいまで跳び、宙に浮く。



正しくは雲を足場として立ってるんだけどね。
ただ、この雲、私にも見えないから浮いてるように見えるんだよね。

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