鬼滅の世界に入り込みまして

第16話 時透無一郎 ページ18

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＿＿＿＿＿＿翌日


鎹鴉「カナヲ、A、合同任務ゥ、西ヘ向カエェ！山ノ近クデ鬼ガ出没ゥ！急ゲェ！鬼狩リトシテノ最初ノ任務ゥ」


初めての任務…！気を引き締めないと。


隊服に着替えて、羽織を着ようとした。
普通に着るのはつまらないから、腰に巻いてみよう。
うん。なかなかいい感じ。



「カナヲ、行こう」

カナヲ「うん」


しのぶ「いってらっしゃい」




ほんとにカナヲと一緒だった。
なんでしのぶさんは知ってたんだろう…

炭治郎の最初の任務は沼の鬼だったよね。
結構厄介だったし。



カナヲ「Aはそうやって羽織を着るんだ」


「うん。ちょっと工夫してみた。どうかな？」


カナヲ「可愛い」


「へへっ、よかった」



一応西の方まで来たけど、まだ日が落ちきってない為、鬼は出ない。



カナヲ「夕日、Aの瞳みたいで綺麗」


「ほんと！ありがとう」


今日の夕日は綺麗な茜色をしていた
そういえばと思って刀を抜く。

刀を夕日に合わせると、同じような色をしていた。
確かに綺麗…


…ん？？
屋根の上に座っている、隊服を着た人を見つけた。
長い髪。あの後ろ姿、見たことあるような…


「無一郎くん…？」


カナヲ「無一郎くん？それって柱の人…」


どうしているのか聞きに行こうとして、無一郎くんが座っている屋根に飛び移った。



無一郎「あ、君たち、胡蝶さんの継子の…」


「そうです。なんで柱の人がここに？」


無一郎「僕任務で来たんだよ。任務以外にここ来る必要ある？」


「ないですね…」


なんか毒舌！ちょっと悲しい！
カナヲは黙っちゃうんだよね。
必要最低限話さないのか…


無一郎「君達も任務で来たんだよね。別に3人もいらないと思うんだけどな」


まぁ確かに、柱の人が来るんだったら1人で充分だよね。
でも言われたからには任務行かなきゃ。

気付いたら無一郎くんの顔が目の前にあって、、


無一郎「君の瞳夕日にそっくり。綺麗だね」


ﾄﾞｷｯ

と、突然そんな事言わないでください！
心臓に悪すぎます…

「あ、ありがとうございます…」


多分今顔真っ赤だよ。恥ずかしい…


無一郎「じゃあね。僕山の麓見てくるから」


切り替え早っ！


カナヲ「私達は日が落ちるの待ってよう」


「そうだね」




＿＿＿＿＿＿

あれから日も落ち、もうそろそろ鬼が出始めるとおもう。
カナヲとは少し離れて、辺りを見ている。



…！！鬼の気配！

なんか多くない…？

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