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第佰陸拾話 ページ33


・__________



Aside




『杏寿郎さん??どうしたんですか??』




目が覚め少し日に当たりたくなり庭へ出ていた時、杏寿郎さんと炭治郎君がお見舞いに来てくれていた。




2人に凄く驚いた顔をされたと思えば、今はギューッと杏寿郎さんに抱き締められている。




煉獄「どうしたもあるか…ッ…良かった、やっと…Aの声が聞けた…」




『きょ…っ…あ、…』




煉獄「すまない…今はこのまま抱き締めさせてくれ」




『!』




杏寿郎さんは今にも消え入りそうな声でそう言った。そして黙って抱き締められていると、突然左手に感じる人の温もり。




パッと自身の左手を見ると、炭治郎君が私の左手を両手で包み込む様にして優しく握り額へと当てていた。




炭治郎「…A、俺の名を呼んでくれないか…?」




急に名前?と疑問に思ったが、『炭治郎君』と呼ぶと炭治郎君は優しく微笑み私の手に軽く接吻を落として、「しのぶさんを呼んでくる」と部屋を出て行った。




とりあえず何が言いたいかって、ただただ恥ずかしいって事だよね(?)




『…あの…杏寿郎さん…もうそろそろ、しのぶさんも来ますし…離してもら…』

煉獄「無理だ」




『…oh』←




杏寿郎さんに離してもらうのを諦めたその時、ドタドタという足音と共にスパァンといい音を立てて戸が開いたと思えば体に衝撃が走った。




それが誰かに抱き着かれた衝撃だと分かるまでそう時間はかからなかった。




ギューーーと私の身体に負担がかからないように抱き着く新橋色の長髪を綺麗に括っている男の子。




『……伊織君、心配かけちゃったね。…ただいま』




伊織「…ぅ…ひくっ…ほん…っ…と…ですよ…!!目覚めるの…遅いです…っ…でも…、…おかえりなさい…っ…!!!」




伊織君の顔を見ると、綺麗な顔が涙でグッシャグシャになっていて。ぐすぐすと泣く伊織君を見ながら、こんなに泣いてる所を見るの初めてだなぁなんて考えていた。




あ、ちなみに杏寿郎さんは伊織君が抱き着いた衝撃で飛んで行った←←←




________

私事で申し訳ないんですが学年末テストが残り1週間と迫って来ています。


その為更新スピードが毎日1話ではなく週に2.3度更新になってしまう事、ご了承頂けると嬉しいです。


[追伸]


赤点回避に全力を尽くします。

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(プロフ) - ヤルネコさん» 誤字でした.......教えて頂きありがとうございます!! (2020年4月12日 16時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
ヤルネコ - 第佰陸拾参話で、『!!名前・・・』は、どういう意味ですか? (2020年4月12日 15時) (レス) id: ad493a3440 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 若葉さん» オチですか.........決めてないですね。でもいつかアンケートを取ろうかなと考えています^_^ (2020年3月13日 18時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - おっ!!いいですね〜オチはどうするか決めているんですか? (2020年3月12日 22時) (レス) id: 4dface175c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - にゃんこさん» ありがとうございます^^煉獄さん推し!!!かっこいいですよね! (2020年2月6日 10時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年1月19日 10時

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