気づいたら柱になってた 肆！【鬼滅の刃】

第佰参拾伍話 ページ7

伊織の鎹鴉の名前→月光

命名理由…名前を付けようと思った時、月の光が綺麗だったから

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伊織side




月光「カァ！カァ！！伊織！オ前ノ師範ニ血鬼術ヲカケタ鬼ヲ水柱デアル冨岡義勇ガ見ツケタゾ！！着イテコイ！！！｣




伊織「！！｣




師範に血鬼術をかけたという鬼を探し始めてから4日目。俺の鎹鴉である月光からそう報告が入り、すぐに後を追った。





月光に着いてこいと言われ着いた先に広がった光景を見て、俺は目を疑った。





冨岡「ｺﾞﾎｯ…ｺﾞﾎｯ…」





伊黒「おいｯ…煉獄！あの鬼は十二鬼月では無いと言っていたはずだろう？！どういう事なんだ！！｣




煉獄「むぅ…っ…確かにあの時は瞳に“上弦の零”という文字は刻まれていなかった！！」




柱3人と互角に殺り合っている1匹の鬼。




そいつが出しているであろうオーラの味は、不規則で不思議だった。




でもあいつが師範に血鬼術をかけた鬼…ッッ！！！





気づいた時にはもう身体は憎しみで鬼の方へ向かっていて。冨岡さん達の制止の声も聞こえなかった。




伊織「空の呼吸 弐ノ型 空龍破滅！！！」





朧「！…危ないな、誰？次から次へと……｣




避けられた？！空の呼吸の中で1番最速な型のはずなのに。




その鬼は避けたかと思えば、俺の胸ぐらを掴み引き寄せた。




伊織「？！」





煉獄「少年！！」




朧「…君、何？君からは凄くAの気配がするんだけど。｣




伊織「はｯ…なせ…ッッ！！！」




じたばたと暴れるも、ボキッと左腕をいとも簡単に折られてしまった。




伊織「…う"ｯ……」




朧「僕が聞いてる事聞こえない？」




伊織「…俺は師範の継子だ…っ！！！師範にかけた血鬼術が何か教えろッッ！！！｣

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