気づいたら柱になってた 肆！【鬼滅の刃】

第佰漆拾話 ページ43

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炭治郎side





Aから聞いた話は想像を絶するもので、悲しい匂いをさせながらその話を俺に伝えてくれるAにかける言葉が見つからなかった。






『…時々ね、思い出すの。……兄さんの頸を斬った時の感覚』





＿＿＿＿＿＿＿想像が付かなかった。






もし禰豆子が人を食ってしまって、俺が禰豆子の頸を斬らないといけなくなってしまったら…





禰豆子に頸を斬って欲しいと頼まれたら……





ゾワッ…





そう考えるだけでも鳥肌と冷や汗が止まらない。





炭治郎「Aは…｣

『でもね私、後悔はしてないんだ。』






炭治郎「…え？」





『だって、兄さんが泣いてたから。……もし私があの時頸を斬っていなくても、きっと…




だからね、後悔はしてないの。





…してない、けど……でも、それでも…っ…






＿＿＿悲しくて…寂しいのは……何で、なの…？






わたし、なんか…間違ってたのかなぁ…？』





ギュッ





俺は目から大粒の涙をポロポロと零すAを強く抱き締めることしか出来なかった。





＊＊＊＊＊




Aside





『あ、…ごめんベトベトにしちゃった…』






炭治郎「全然大丈夫だぞ、気にしないでくれ」





ひとしきり炭治郎君の胸を借りて泣いた後、私は自室にかけてある兄さんの羽織の中から小さな小袋を取り出した。






如何にも何それ？みたいな顔をしている炭治郎君に、見えるように小袋の中身を取り出す。






炭治郎「赤い球根…？」






『…うん、彼岸花の球根』






小袋の中には赤くなった球根が1つだけ大事に入っていた。






初めて見た時は何の花の球根か分からなかったけど、いつかしのぶに借りた本にこう書いてあった。






"彼岸の球根は真っ赤に染る。そして彼岸の花には毒がある、美しいものには毒がある。気を付けることなかれ。"





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コロナの感染力凄いらしいので、皆様お気を付けてください。


怖くて地下鉄とか乗れない……もうマスク5枚重ねで付けようかな……((


コロナのせいで学校ないので、バンバン更新していきますね！！！

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