世界ＶＳ俺 【東京卍リベンジャーズ】

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「Aは俺と組むんだよ‼」

「俺だ‼」

『えっと…』


俺はどうするのが正解なんだ…。

マイキーに連れられて道場にきたら場地がいた。流れるように紹介され場地とも友達になり華江さんに言われて俺にも稽古をつけてくれると万作さんが言ってくれたので言葉に甘えたらペアを組んで稽古と言われて今に至る。


「俺の方がAと先にダチになった！」

「順番なんて関係ねぇだろ！」

『あの…』

「「Aは俺と組みよな⁉」」

『え゛…お、俺は……』

「Aはワシと組む。お前らは2人で組め」

「「はァァァっ⁉」」


万作さん強い。


『えいっ‼』

「弱い‼」

「いや、えいっって…マジか」

「そんなんじゃ虫も倒せねぇぞ」

『…』


5歳児で前世も含め全然格闘技もしたことないし逃げ足は速いけどそれ以外の運動？もした事ないし…俺、こんなんでマイキーを…皆を幸せに導く事できんのか⁇いや、無理だろ


『お、俺…強くなりたいです‼』

「それはお前次第だ」

『は、はい‼』

「Aもここ通うのか？」

『通う‼俺も強くなりたいもん‼』

「よし‼誰が1番強くなるか勝負だな！」

「は？俺に決まってんじゃん」

「俺だし‼」

『お、俺だもん‼』

「「それはねーな」」

『なんで‼』


楽しいって…こんな感情なんだろうか。
今、すんごい心があったかい。このあったかいのを無くしたくない。


『絶対に強くなるもん‼』


無くしたくないなら救え。
救うなら強くなれ。



こんな身体(・・・・・)でも強くなれる。

でも…こんな身体(・・・・・)だってバレたら…マイキー達は俺から離れるんじゃ…バレたらダメだ…せめて皆を救うまでは…。

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