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ここからは、全て望sideです。
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部屋の片付けをしていて、ちっさい頃の日記を見つけた。
日記と言っても、自由帳に書いてあって1週間程で終わっているような物だが。
オトンと姉ちゃんが、俺の前から居なくなった日。
オカンがおかしくなった日。
今でも、鮮明に覚えている。
その時は辛かったけど、でも、あの出来事がなければ皆には会えへんかったから。
少し、ほんの少しだけやけど、感謝しとる。
まぁ、今は皆と居ることが一番の幸せやから、別に会いたいとは思わへんかな。
桐「望、もうすぐ開店時間やで。
早う準備して。」
望「えっ、嘘！もうそないな時間なん！？」
桐「嘘やないで。ほら、早う制服に着替えろ！」
忙しいんやからな、とブツブツ言いながら、照史くんは部屋から出ていった。
いつもより早く目が覚めてしまったので、部屋の片付けを始めたのが仇となったのか。
とにかく急がなければならないので、大急ぎで制服に着替え、1階へ降りた。
朝飯は…諦める！
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望「あー…腹減ったー…。」
桐「ボーッとしとるんが悪いんやろ。
ほら、早う運んでや。」
望「…照史くん、今日ザッハトルテな…。」
桐「はいはい、分かったから。
あと1時間や、頑張れ。」
照史くんに今日の賄いをリクエストし、料理を手に取ろうとした。
その瞬間、ドアが開いた。
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百瀬 花楓(プロフ) - コメントありがとうございます！そう言っていただけるなんて…嬉しい限りです！今後とも、よろしくお願い致します(*^^*) (2020年6月28日 8時) (
レス) id: 2a826d73c9 (このIDを非表示/違反報告)
のん - このお話ほんとに大好きです！これからも更新頑張ってください！ (2020年6月28日 0時) (レス) id: 4b0daf74e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百瀬 花楓 | 作成日時：2020年5月11日 18時
