陽光と硝子【FGO】【ガウェイン】 (ページ34)

今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:47,471 hit

第31話ページ34

互いの手の内を明かせば、遂に模擬戦が開始される。

立香「じゃぁ、所定の位置についてね。合図をしたら開始だよ！」

それぞれの位置についた。

因みにシュミレーターのフィールドは日替わりらしく、
今日は日の当たる草原のような場所だ。

立香「いくよ………始め‼」

、

。

初手はジャンヌだった。やはり踏んだ場数の差だろうか。
目にも留まらぬ速さで近づき、旗を横薙ぎに足狙いで振るってきた。
空気抵抗による若干のタイムラグがあったので、盾を作ってガードする。
盾は壊れた。

次はわたしの番。
盾と同時生成したガラス玉を飛ばす。
難なく防がれてしまったが、これは陽動だ。
その更に後ろで作った反射用のガラス玉から
魔力光線を彼女とその周りに囲うように発射する。
一撃は当たったが、かすり傷にも満たないだろう。

彼女の剣から放たれた一閃が私の腕を斬る。
切断はされていない。神経も繋がっている。
まだ、大丈夫。

少しずつ形作っていた鷹を放つ。
襲われた彼女は急接近したわたしに対処できない。
少しエグいけれど、アゴに上段回し蹴りを撃つ。
モロに入り、彼女はよろけた。

たたみ掛けようとしたが、中止。
彼女のよろけた体勢のまま振るわれた旗は
避けきれなかったわたしの胴に鈍く響く。

攻防は続き、もう2人とも満身創痍だ。

けれど

あぁ

何でかな、

とても楽しい。

………………………………………………

お気に入り登録が30人を突破しました！

とっっても嬉しいわ！みんなありがとう、大好きよ！
ヴィヴ・ラ・フラ～ンス♪