陽光と硝子【FGO】【ガウェイン】 (ページ30)

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第26話ページ30

続き

何がリツカの琴線に触れたかはわからないが、
一瞬リツカの顔がこの世の全ての悪を敷き詰めて煮詰めたものになった気がした。

嫌な予感がする…。

立香「そっか…恥ずかしいなら仕方ないよねぇ…
よし！しょうがない‼令呪をもっt((「ちょっと待って？タンマ、ステイ。」え？」

A「いや、え、じゃない。どんな勿体無いことに令呪使おうとしてるの？
令呪って凄く大切なものだった気がするのだけど。」

嫌な予感は的中してしまったらしい。
前のマスターは最後まで令呪使わなかったのに…
また、会いたいな。あの歌が聴きたい。

立香「えぇ、だって1日一画ちゃんと戻ってくるし、
これっていうこと聞かせるためのものなんでしょ？アルさん聞いてくれないじゃん。
使って当然だと思うんだけど。」

このリツカ、何か背後に、いる！
なんか小さいのが見える！
すっごい悪い笑顔浮かべてる怖い‼

A「あ、うん、分かった、着るからさ、取り敢えず落ち着こうか。ね？」

立香「えぇ～、本当にござるか～？
なんならギアス持ってきていいんだよ？礼装で大量に余ってるし。」

A「ギアスがなんなのかは知らないけれど、ちゃんと約束するよ。
職人は嘘をつかない。信用と沽券に関わるからね。」

と言うと、リツカの後ろにいたナニカはスッ、と消えた。
そしてリツカは「なら良いの！」と言ってくれた。

……本当になんだったのだろうかあのナニカは。