企画【設定集-2】

├関係 ページ34

【唯一枠】主人

チタニア・ヴァレリー＝プレナヴィア様
├製作者:紫蘇様
└呼び方:チタニアさま→ご主人さま
フィーナの主人。

〜経緯〜
チタニア様が、好きなもののない彼女を案じた妃の助言で展覧会か個展に赴いて、そこで兄の連れとしてついてきていたフィーナと出会う。

お喋りであまり配慮のないような人の相手ばかり任されてきた当時のフィーナにとって、チタニア様は今までに会ったことのないような、かつ身分が下の自分にも優しさを見せてくれる初めてのタイプ。
交流を経ていくうちにお互いに興味を持つようになっていった。

ある時、チタニア様から「いつか貴方の作品も見せてほしい」という旨の言葉をかけられる。フィーナがピアスを見せると、チタニア様は自分の体で芸術を表現するフィーナの姿勢に惚れ込み、またフィーナの方も寡黙だけれども優しさのあるチタニア様の人柄に惹かれ、また自分の芸術の形を認めてくれる寛容さや王女でありながら男性的な振る舞いをする他の王女とは一風違った独特な雰囲気を「この人にしか出せない魅力だ」と考えていたため、2人の間で主従関係が結ばれた。


〜関係性〜
◆チタニア様が束縛するタイプではないので、フィーナは従者になってからも芸術家としての活動を続けることができる。チタニア様の方からフィーナ個人、もしくはアッシュベリー家に資金の援助をして頂いていることもあってか、フィーナはかなりチタニア様に恩を感じている。身分の違いも気にせず過度な束縛もなく、芸術を嗜むことにも理解を頂けているため、フィーナは従者になる前もなった後も関係性を深める度にご主人の人間性に惹かれてわんこ化が留まることを知らない。


◆王族のお部屋に易々と……！？と若干後ろめたく思いつつも、チタニア様のお部屋にちゃっかりお邪魔することも。なんとチタニア様がフィーナ用の椅子や机を用意して下さっていることもあり、番犬化が止まらない。チタニア様のお客様と会うことも。


◆観察を得意とするタイプで人の心情を察しやすいフィーナは、チタニア様と一緒に過ごしていくうちにうっかり服に触ってしまった時や万年筆関連の出来事と、女性扱いを受けて困惑する様子を見て「もしかすると何か昔に辛いことがあったのかな」と思っている。

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