企画【設定集-2】

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「わたし的に可愛げのない奴が許されるのは10歳以下だけであって、貴方はまったくの対象外だ。……『トリックオアトリート』？ ハイハイ、その辺に落ちてた10円やるから駄菓子屋で麩菓子でも買っててくれ」





【備考】
◆朝がすこぶる弱い。叩き起こしてくれる人がいないと起きれない。


◆魔術について
要領がよく基本的にどの魔術にも長けているが、とりわけ得意なのは師匠から教わり続けている幻影魔術・人形などを自在に操るある種の念力のような魔術。

というか器用さを要する魔術は大体得意。苦手なのは爆発系とか、派手に何かをする魔術。



◆道師との関係
幼少期の彼女の才能を買ってくれた導師は彼女の祖母。だが何をしようにもかなりのスパルタな上、幼少期から様々なトラウマを植え付けられ、口でも魔術でも一度として勝てたことがないため今でも渋々服従せざるをえない状態。

彼女の趣味も皮肉屋な性格も女性らしくない口調も祖母譲りのものであるので、何だかんだ言いつつ慕っていることは確かであるが顔をつき合わせれば皮肉合戦が開戦する。






ちなみに、彼女が植え付けられた最大のトラウマとして【プラナリア事件】がある。


----※プラナリア事件の詳細(読まなくてOK)-----
15年前のハロウィンの日、「誕生日くらい魔術のお勉強よりお友達とお人形ごっこして遊びたい！」と駄々をこねた当時7歳の飾VS十二導師が1人であるスパルタババアで開戦された。

しつこい飾に痺れを切らした祖母が「じゃあ私がお前でお人形遊びしてやるよ！！」と叫びながら大人気なくも幻影魔術を使い、自身を頭部が分かれた怪物の姿に変えて追いかけ回したというお茶の間の良い子を大号泣させるハロウィンイベントである。しかもあまりの恐怖に半狂乱になった飾がその辺の物を投げつける度にどんどん身体の各部位が細かく分かれていくという、まさに等身大のプラナリアが二足歩行で追いかけ回すも同然な状況。この地獄の事件の翌日から飾が駄々をこねることはほぼ無くなり、また裏で師匠のことを「プラナリアババア」呼ばわりするようになった。


飾が幼い子にとりわけ優しいのは、幼少期のこのようなトラウマのせいだろうか。

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