６３話 ページ15
私が食堂を出ると
ペ神さんが「待ってぇ〜」と追いかけてきた
同じ階だということで一緒に行くことに
ペ神さんとエレベーターで３階に来た
寝ている２人以外の皆さんは
いないからかとても静か
ps「じゃあ僕はここだから、コネちゃんの部屋はそこだよ」
そう言い、ペ神さんは斜め右の扉を指さす
『分かりました』
ペ神さんと別れ
コネシマさんの部屋をノックする
返事が無い…まだ寝ているようで
人の部屋を勝手に開けるのは
気が引けると思ったが
意を決して開ける
扉を開くと私の部屋と同じ黒い床だったが
壁紙は淡い水色で
サッカーがお好きなのか置物が沢山あった
そこに、青いベッドで
布団がずり落ちている中
ぐっすりと寝ているコネシマさん
近づいて声をかけてみることに
『コネシマさん、朝です。朝食も出来てますよ』
全く動かない
私は体を揺すろうと手を伸ばす
突然、伸ばした手首を掴まれた
掴んだのはコネシマさんで
眠そうにしながらこちらを見ている
そのまま１０秒ほどした後
ハッとしたように私の手首を離した
kn「っ…すまんわ…」
『いえ…朝食ですよ。トントンさんが不機嫌になっておりますよ』
kn「大丈夫大丈夫、いつもの事やって！大先生とグルッペンもやろ？」
『はい。いつもの事なんですね…』
コネシマさんが起きたので２人でドアへ向かう
するとコネシマさんは
終始こちらを見ていた目を逸らして言った
kn「その…手間かけさせてすまんわ…」
『大丈夫ですよ。今日からこれが私の仕事ですし…皆さんには感謝しているんですから』
kn「…正直言って、あんたの事気に食わんかってん…でも…グルッペンも言ってるし…」
『いいんです、気に食わないと思われても。いきなりここへ来たいと言った私が悪いんですから…申し訳ないです』
kn「…今は気に食わんとは思ってへんで。ただ、まだちゃんと話してへんからなぁ…せやから…今度ゆっくり話そうや」
『いいんですか…？ありがとうございます…！』
kn「何でありがとうなん？…まぁええわ。取り敢えず食堂行くか」
『私はこれからグルッペンさんを起こしに行きます』
kn「おぉそうなん？分かったわ。じゃあ先行っとるなぁ」
私はコネシマさんと別れ
４階へ向かった
…そういえば
コネシマさんとの会話の途中で
「ぎゃぁぁぁ」という声が
聞こえた気がしたのだけれど
気のせい…？
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斬(プロフ) - しおりんさん» ありがとうございます…！今はこちらは温め中ですけども、更新再開はさせますので暫しお待ちを〜(*^^*) (2020年1月12日 17時) (
レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - コメント失礼します〜このシリーズも、他のシリーズも全て面白いです♪これからも頑張ってください(*＞∇＜)ﾉ (2020年1月12日 15時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - ゆうりさん» 私もここまで続くと思ってませんでした…コメありがとうございます(*^^*) (2019年8月10日 21時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうり - こんなにたくさん書く気力が無い (2019年8月10日 20時) (レス) id: 82279f1e63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斬 x他1人 | 作成日時：2019年5月17日 21時
