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「す、すみません、急いでたもので、」
わざわざダンボールを廊下に置いて、手を差しのべてくれたその人は。
『ぅ、らた、先生…』
「え、なんで俺のこと知って…？」
エメラルド色の宝石みたいな瞳をめいっぱい開いて驚く────うらた先生。
私がここの生徒だった時と、何も変わっていない。
「えぇっと、今日から来た教育実習生ですよね？すみません、朝の紹介の時に居れなくて」
なかなか手を取ろうとしない私の手を、うらた先生がぎゅっと掴んでひいてくれた。
『そ、うです…立花Aです』
手を握られてる嬉しさよりも、私のことを忘れていることへの悲しみの方が勝っている。
…覚えてる訳、ないか。うらた先生にとって、私なんてただの1生徒だったんだから。
なのに未練がましくのこのこ追いかけてきたんだなぁ、私。
いたたまれなくなってうらた先生が握ってくれた手を離すと、先生の真っ白な白衣が揺れる。
…でも。折角、恋できるスタートラインにまで来ることができたんだから。
ダメ元で来たんだもん。今から距離を縮めないと────
「…立花、A？」
何かを、探るみたいに。うらた先生が、私の名前を呟いた。
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しゅーまい(プロフ) - 黄衣さん» ありがとうございます！コメント遅くなってすみません、、 なるせちゃんのツンデレなシチュが欲しいです！！(*´Д｀) (2018年4月12日 0時) (
レス) id: d2a6d35e0f (このIDを非表示/違反報告)
黄衣(プロフ) - 夏愛~なつめ~さん» 夏愛さんありがとうございます！良ければこれからも本作品をよろしくお願いします(；_；) (2018年4月7日 14時) (レス) id: c21a9e51ac (このIDを非表示/違反報告)
黄衣(プロフ) - スイ(さぶ)さん» スイさんお久しぶりですありがとうございます(；_；)ううう嬉しいです…これからもよろしくお願いします！ (2018年4月7日 14時) (レス) id: c21a9e51ac (このIDを非表示/違反報告)
黄衣(プロフ) - くろさん» くろさんありがとうございます！では歌詞太郎さんでそのシチュエーションでも宜しいでしょうか？ (2018年4月7日 14時) (レス) id: c21a9e51ac (このIDを非表示/違反報告)
黄衣(プロフ) - 藍さん» 志麻さんは女子からしたら理想の彼氏なんだろうなというイメージがあります笑誕生日のお祝いまでありがとうございます(；_；) (2018年4月7日 14時) (レス) id: c21a9e51ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黄衣 | 作成日時：2017年11月5日 15時
