お勉強 ページ43
｢本？あー…。知らないなぁ…ごめんね。｣
咄嗟に智久は嘘をついた。幸いなことに、バレなかったようで
｢そうですよね…すみません、ありがとうございます。｣
｢じゃあ俺はこれで。勉強、頑張れよ。｣
そう言って、智久は立ち去って言った。この演技力の良さは、やはり外の世界で俳優とやらをやっているからなのか。全く違和感のない演技だ。
3人は、智久が居なくなったのを確認してから、
｢さて…始めますか…！｣
｢おうよ！｣
｢頑張るぞい！｣
ーーーーー
｢えーっと、これをこうしたら…できるのか…｣
｢んーでもそれだとダメじゃねえか？｣
｢えーーー！！なんでー！？｣
｢おい！善逸！声がでかいぞ！｣
3人は仲良く横並びに座って、お勉強をしていた。
机の上には、ノートと本と筆記具。
どうやら、何かを調べているようで、お互いに意見を言い合っていた。
｢でも…これだったら、今度はこっちが上手く行かないんじゃあないか？｣
｢確かに……！｣
｢じゃあ、これならどうだ？俺様が見つけたヤツだぞ！｣
｢伊之助、それもこれと同じことだよ。｣
｢ぬあー！もう訳わかんねー！｣
｢伊之助！うるさいぞ！｣
…残念なことに、あまりうまくいっていないようだ…｡
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芽兎(プロフ) - うp主です。これ検索エンジン避け済みです。もう何回も書き忘れてるのでここに置いときます (2020年9月25日 21時) (
レス) id: 499e265341 (このIDを非表示/違反報告)
- つまんな (2020年9月25日 20時) (レス) id: ff66a91185 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イナミツ、芽兎 x他1人 | 作成日時：2020年8月22日 21時
