決行 ページ38
･とりあえず、家族を最優先で逃がす。
鬼が、女の子の方に牙を向けていた。
｢邪魔だ！｣
空から声がした。人々が、周りを開けてその後すぐ、親子が消えた。
哲が最優先で逃がしたのだ。親子を抱え、空に浮かんでから、少し離れた場所にゆっくり着地する。膜を張り、｢そこから動くな｣と親子に告げ、一度その場を去った。
･その次に周りの人を逃がす。
さっきので、鬼のヘイトは哲に移っていた。隙を見て、霊夢が鬼を吹き飛ばす。鬼が体制を崩したところで、哲に周りの人を逃がしてもらう。
｢こっちだ！｣
哲のその指示に、人間達は従っている。全員を、比較的安全な膜の中に入れたことを確認し、次のステップ。
･3人全員バラけて、3方向に別れる
合流し、霊夢にヘイトを向けたまま、魔理沙と智久は別方向に回る。
…鬼の攻撃だ…。霊夢は華麗に避ける。一時的に無防備になった鬼の後ろから、魔理沙が攻撃を仕掛ける。
｢マスタースパーク！｣
ﾃﾞｰﾝ…
音と共に、鬼は倒れ込んだ。
一件落着、思いきや…
鬼が起き上がった。
｢うそ…だろ…｣
魔理沙のマスタースパークの威力はかなり強い。ましてや取り憑かれた人間、レベルなら殺れてるはず…
智久の方を一瞬だけ向いた。そして消えた。
･何かに吹き飛ばされる…
来るかもしれない。
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芽兎(プロフ) - うp主です。これ検索エンジン避け済みです。もう何回も書き忘れてるのでここに置いときます (2020年9月25日 21時) (
レス) id: 499e265341 (このIDを非表示/違反報告)
- つまんな (2020年9月25日 20時) (レス) id: ff66a91185 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イナミツ、芽兎 x他1人 | 作成日時：2020年8月22日 21時
