注文 ページ33
「何時もの水晶と、それから結晶もちょうだい。」
慣れた感じで注文する咲夜。
それを聞いた魔理沙はもうすっかり落ち着いたようで、何時ものように「はいよ。」と言い、店の裏に入っていった。
「よ。これだぜ。」
「あら、随分早かったじゃない。片付けの成果かしら。」
「ま、まあ…そんなところ…だぜ…」
咲夜のその一言で、すっかり威勢を無くした魔理沙。
「よ、要件終わったなら、早く帰って欲しいんだぜ…。」
「あら、要件はこれだけじゃないのよ。」
いつもはすぐ帰る筈なのに、珍しく他にも要件があったようで。魔理沙は少し驚いた。
「まだあったのか…?珍しいな。咲夜の癖に。」
「咲夜の癖に…って何よ…それと、こんな所じゃなくてゆっくり話したいわね。椅子とか無いの?」
「ああ、こっちにあるんだぜ。」
咲夜を案内すると、2人は椅子に腰掛け、話し始めた。
「それで、なんの要件だ?」
頬杖をつきながら、咲夜の方をじっくり見る魔理沙。それを見て咲夜は話し始めた。
「実はね、今人里の方で異変が起こっているそうなんだけど、どうやら少し厄介みたいでね。
条件はよくわかっていないみたいなんだけど、視界や聴覚がおかしくなったり、突然吹き飛ばされたりするみたいで。死人もかなり出ているらしいわ。」
咲夜のその話を聞いて、魔理沙は
「また随分と酷い異変だなぁ…死人も出てるのか…んで、それを解決して欲しい、ってことだよな?」
「話が早いわね。私も出来る限り協力するから。お願いね。」
「ああ、わかったんだぜ。」
まだ事態を重く見ていない魔理沙は、久しぶりの異変に心を踊らせていた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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芽兎(プロフ) - うp主です。これ検索エンジン避け済みです。もう何回も書き忘れてるのでここに置いときます (2020年9月25日 21時) (レス) id: 499e265341 (このIDを非表示/違反報告)
- つまんな (2020年9月25日 20時) (レス) id: ff66a91185 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イナミツ、芽兎 x他1人 | 作成日時:2020年8月22日 21時