検索窓
今日:27 hit、昨日:2 hit、合計:5,912 hit

復活 ページ20

後ろを振り向いた、その時だった。

「んっ…!?!?」

目の前がいきなり真っ白になった。何かが光り輝いていた。
その眩しさに、思わず目をつぶった炭治郎。
少し間を開けて目を開くと、そこには…

「あ、あれ…」

「もう大丈夫だよ。立てそう?」

さっきまで消えていた筈の智久が目の前にいた。
それどころか、匂いも、音も、視界も、元通りになっていた。
気がつけば、人里の人間やら寺子屋帰りの妖精や妖怪に囲まれていた。

「あ…あれ??」

「鬼にトドメを刺されそうだったから僕が殺した。」

どうやら、さっきの光は哲が敵を倒した時の物だったようだ。

「お前、突然倒れて譫言言ってたぞ。」

「えっ…そうだったんですか…あ、ありがとうございます…」

炭治郎はまさか自分がそんなことになっていただなんて、しかも助けられただなんて、思いもしなかった。鬼を倒すのは、鬼殺隊の仕事なのに。
責任感の強い炭治郎は、落ち込んでいた。

「とりあえず人里周辺は僕が膜を張っているから暫くは大丈夫だ。今のところ何もできないから帰るぞ。」

「あ…は、はい!」

哲はそう言って、さっさと帰ってしまった。

「じゃあ俺らも帰ろうか。抱っこするから、おいで。」

「い、いや…あの…」

「…?どうしたの?」

「抱っこよりも…おんぶの方が…いいなって…」

炭治郎も一応1人の男子である。恥ずかしいのは当たり前だった。だって男子が男に抱っこされているのである。
…おまけに胸(筋)大きいし。

しかし、

「んー、でも炭治郎君怪我してるし、抱っこの方がいいと思うよ?」

炭治郎の羞恥心を全く考える気のない智久。
それどころか、反応を楽しんでいるように見える。

(逆に智久さんは恥ずかしくないのだろうか…)

炭治郎はそんな疑問を浮かべていた。



両者1歩も譲らずに、そんなやり取りをしていたが、

「あぁ…恥ずかしい…」

「ほら、ちゃんと捕まって。落ちちゃうよ。」

「は、はぃ…うぅぅ…」

帰還→←えこのぞな


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
設定タグ:東方Project , 鬼滅の刃 , 山下智久   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

芽兎(プロフ) - うp主です。これ検索エンジン避け済みです。もう何回も書き忘れてるのでここに置いときます (2020年9月25日 21時) (レス) id: 499e265341 (このIDを非表示/違反報告)
    - つまんな (2020年9月25日 20時) (レス) id: ff66a91185 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:イナミツ、芽兎 x他1人 | 作成日時:2020年8月22日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。