伊之助が見たもの ページ17
「せめておんぶが良かった…」
謎に落ち込んでいる炭治郎。その隣には、智久が居る。
「まあまあ…過ぎた事は仕方ない。ほら、もう着いたし、とりあえず哲さんと合流しようか」
智久が辺りを見回すと
「ん」
哲は案外すぐそこに居た。
そして、哲はすぐ炭治郎に質問を投げかける。
「で、その人間がいた場所は?」
「あぁ、はい。確かこっちです!着いてきてください!」
ダッ、と目的地へと向かう3人。
果たしてその先には何が待っているのか…?
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一方その頃、留守番の人達は…
「なぁ伊之助」
善逸が話しかける
「なんだもんいつ」
そして名前を間違える伊之助。
「善逸だっての…。あのさ、さっきやべぇって言ってたけど、どのくらいやばかったの?俺が見た時はただ人間と鬼が合成してる感じだったけど…これよりヤバいとか想像できないよ、俺。」
2人は先程話していたことについて話し合っていた。
「あいつは…鬼でも人間でもねぇよ…バケモンだ。…化け物。」
「え、なんでだ?」
伊之助の言葉に首を傾げる。
「あ"ぁもう!なんか説明しずれぇな!
あー、アイツが縄を引きちぎって人を喰おうとしてたから、「もうダメだこいつ。完全に自我がないぜ。しょうがねぇ、俺が頸を斬るか!!!」ってなってだな。」
「え?!?!それ駄目じゃない?!」
「うっせぇ黙ってろ餡蜜!」
「餡蜜じゃねぇよ!!」
「…でだ。こっからなんだよ、重要なのは!俺は確かに頸を斬った。なのにあいつ、ちっとも効果ねぇんだよ。何回斬っても再生しやがる。」
「ハァ!?それもう対処しようがなくない…?」
「だろ?!であいつ…里の奴等全員鬼化させようとしてやがるんだ。何回か斬った後、どっかいっちまって見失っちまったんだが…」
「やばいじゃんそれ…、……でもそいつ、化け物では無くない?伊之助がそこまで落ち込む程だし、もっと理由があるんじゃないの?」
どうやらそれは図星だったようで、伊之助が俯く。そして、ポツリとこう呟いた。
「消えた」
「え?」
「人が、どっかに消えちまったんだよ。ふと気づいたらな。お前が誘導して逃がしてたやつも、全員目の前から消えちまったんだよ!」
「ハァ?!嘘すぎじゃない?!そんなことある?!
血気術使ってたりしてしなかったのぉ?!!」
「血気術…確かに俺も最初そう思ったが、血気術を使うような素振りは一切見せなかったぜ。」
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芽兎(プロフ) - うp主です。これ検索エンジン避け済みです。もう何回も書き忘れてるのでここに置いときます (2020年9月25日 21時) (レス) id: 499e265341 (このIDを非表示/違反報告)
- つまんな (2020年9月25日 20時) (レス) id: ff66a91185 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イナミツ、芽兎 x他1人 | 作成日時:2020年8月22日 21時