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伊之助が見たもの ページ17

「せめておんぶが良かった…」

謎に落ち込んでいる炭治郎。その隣には、智久が居る。

「まあまあ…過ぎた事は仕方ない。ほら、もう着いたし、とりあえず哲さんと合流しようか」

智久が辺りを見回すと


「ん」

哲は案外すぐそこに居た。
そして、哲はすぐ炭治郎に質問を投げかける。

「で、その人間がいた場所は?」


「あぁ、はい。確かこっちです!着いてきてください!」

ダッ、と目的地へと向かう3人。
果たしてその先には何が待っているのか…?


_____________________

一方その頃、留守番の人達は…

「なぁ伊之助」

善逸が話しかける

「なんだもんいつ」

そして名前を間違える伊之助。

「善逸だっての…。あのさ、さっきやべぇって言ってたけど、どのくらいやばかったの?俺が見た時はただ人間と鬼が合成してる感じだったけど…これよりヤバいとか想像できないよ、俺。」

2人は先程話していたことについて話し合っていた。

「あいつは…鬼でも人間でもねぇよ…バケモンだ。…化け物。」


「え、なんでだ?」

伊之助の言葉に首を傾げる。

「あ"ぁもう!なんか説明しずれぇな!
あー、アイツが縄を引きちぎって人を喰おうとしてたから、「もうダメだこいつ。完全に自我がないぜ。しょうがねぇ、俺が頸を斬るか!!!」ってなってだな。」


「え?!?!それ駄目じゃない?!」


「うっせぇ黙ってろ餡蜜!」


「餡蜜じゃねぇよ!!」


「…でだ。こっからなんだよ、重要なのは!俺は確かに頸を斬った。なのにあいつ、ちっとも効果ねぇんだよ。何回斬っても再生しやがる。」


「ハァ!?それもう対処しようがなくない…?」


「だろ?!であいつ…里の奴等全員鬼化させようとしてやがるんだ。何回か斬った後、どっかいっちまって見失っちまったんだが…」


「やばいじゃんそれ…、……でもそいつ、化け物では無くない?伊之助がそこまで落ち込む程だし、もっと理由があるんじゃないの?」

どうやらそれは図星だったようで、伊之助が俯く。そして、ポツリとこう呟いた。

「消えた」


「え?」


「人が、どっかに消えちまったんだよ。ふと気づいたらな。お前が誘導して逃がしてたやつも、全員目の前から消えちまったんだよ!」


「ハァ?!嘘すぎじゃない?!そんなことある?!
血気術使ってたりしてしなかったのぉ?!!」


「血気術…確かに俺も最初そう思ったが、血気術を使うような素振りは一切見せなかったぜ。」

異変→←出陣。


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芽兎(プロフ) - うp主です。これ検索エンジン避け済みです。もう何回も書き忘れてるのでここに置いときます (2020年9月25日 21時) (レス) id: 499e265341 (このIDを非表示/違反報告)
    - つまんな (2020年9月25日 20時) (レス) id: ff66a91185 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イナミツ、芽兎 x他1人 | 作成日時:2020年8月22日 21時

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