出陣。 ページ16
「いや…お、お二人共、空飛べたんですね…」
「?ああ、これかー。うん、飛べるよ?」
さも飛べるのが当たり前かのように話す智久。
その横で、
「先行ってる。人里だろ?」
「ああ、そうですよ。気をつけてくださいね。」
2人のやり取りに、痺れを切らした哲は、先に行ってしまった。
「いや、ちょっとびっくりしちゃって…」
「あはは。そっか。見るの初めてだもんね。」
「そんな感じの気配、全然しなかった…」
「まあ、俺も一応人間だからね。…さて、俺らもそろそろ出ようか。」
他愛のない会話をして出発しようとする智久。だが、炭治郎は伝えなければいけないことがある。
「あの…俺、飛べないです…」
「あ、そう?なんか意外だね。」
少し笑いながらそう返す智久に対し、炭治郎が、
「って、わ、笑いところじゃないですよ!俺どうすれば良いんですか?」
「冗談だよ。抱っこしてあげる。おいで?」
すっと地上に降りて、炭治郎の元に向かう。
そのまま、軽々と炭治郎を持ち上げた。しかも欲に言う「お姫様抱っこ」の形で。
「ちゃんと捕まっててね。行くよ。」
「あ、はい…って、これで行くんですか…!?」
「出だし遅くなっちゃったから、さっさと行くよ。…ってほら、ちゃんと捕まって。」
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芽兎(プロフ) - うp主です。これ検索エンジン避け済みです。もう何回も書き忘れてるのでここに置いときます (2020年9月25日 21時) (レス) id: 499e265341 (このIDを非表示/違反報告)
- つまんな (2020年9月25日 20時) (レス) id: ff66a91185 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イナミツ、芽兎 x他1人 | 作成日時:2020年8月22日 21時