声の正体 ページ11
｢いってぇ…｣
先程の衝撃で、思い切り神社の壁に肘をぶつけてしまい、腕を摩っていた。
｢ん…?｣
｢誰かいるのか…?｣
｢鬼の匂いはしないけど…｣
｢さては勝負だなぁ!?上等だァ！｣
そんな会話が聞こえてきた。盗み聞きがバレてしまった智久は、そっとその場を去ろうとしたが不運なことにバレてしまった。
｢｢あっ…｣｣
市松模様の服を着た少年と目が合い、気まずさが流れる。
さらにその上から、金髪の少年と、猪の少年。
気まずさのあまりか、お互いに無言だった。
｢あ、あの…｣
｢幻想入りしてきたのかな？大丈夫？｣
市松模様の少年が口を開くとほぼ同時に、智久も口を開いた。
｢うんうん。それで来ちゃったのか…｣
頷きながら、優しく話を聞く智久に対し、
｢はい…いきなりの事で、あまりこう、事情が…｣
自身もパニックになっているはずだろうに、淡々と事情を説明する炭治郎。
｢オラァ、そんなことより勝負だァ！｣
智久の話を1ミリも聞く気が無い伊之助
｢…｣
ひたすら無言を貫く善逸。
｢うーん。ここだと、色々大変だよね…あ、俺の家来る？家って言うか、研究所だけど…｣
そんな彼らにもしっかりと対応する智久。
｢え、良いんですか？ありがとうございます！｣
｢おぉ、その前に勝負だァ！｣
｢ひぃぃぃぃありがとうございます神様仏様ァ！！！｣
…とりあえずこの事を先輩に連絡しなければ。
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芽兎(プロフ) - うp主です。これ検索エンジン避け済みです。もう何回も書き忘れてるのでここに置いときます (2020年9月25日 21時) (
レス) id: 499e265341 (このIDを非表示/違反報告)
- つまんな (2020年9月25日 20時) (レス) id: ff66a91185 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イナミツ、芽兎 x他1人 | 作成日時：2020年8月22日 21時
