第二十二話 ページ24
私は貴族生まれだった。
でも毎日が幸せ!…って訳でもない。
母「勝手に女に産まれてきた癖に!もっと銃を撃つとか!男らしい事をしなさい!」
なんで?なんで?裁縫をしてはいけないの?
父「貴様が女に産まれたから全てが狂った!お前が男なら良かったんだ!目が赤い癖に!」
なんで…なんで?どうして?
母「この人間のクズ!あんたなんか産まれて来なけりゃ良かったんだ!」
やめて…やめてお母さん…
お母さんの目には私は悪役として写ってるの?
じゃあお母さんの人生の味方として頑張るから…もう殴らないでよ…
父「なんでお前はこんなにひ弱なんだ!女に産まれたからは容赦しない!男のように強くなれ!」
わかった、分かったから…力強くなるから、もうやめて
母「あんたなんか産まれて来なけりゃ良かった!」
じゃあなんでお母さんは私を産んだの?最初から産まなければ良かったじゃん。
父「こんなにひ弱に育ちやがって…クソが!」
私をこんな風に育ててきたのはお母さんとお父さんだよ?
自分の育て方に不満ばかりぶつけてるの?
母「あんたなんか!」
あ〜…うるさい
父「お前なんか!」
うるせ〜…
母「消えろ!」
うぜぇ…
父「この醜女が!」
黙れ
母「あんたなんか!」父「お前なんか!」
…
母、父「「産まなけりゃ良かった!」」
そっか
私は
『お母さんとお父さんなんて、存在しなければ良かったって、ずっと思ってたよ』
あーあ…潰れちゃった。
お父さんが育ててくれたお陰で、力持ちになったよ
お母さんが育ててくれたお陰で、銃が撃てるようになったよ。
もう原型が無いや…
『ありがとう、お母さん、お父さん♡』
なんで私って目が赤いのかなぁ…
あっ、そういえば、思い出したぁ
『目が赤い男が産まれると、その家庭の親は永遠の命を貰えるんだっけ。でも逆に
目が赤い女が産まれると…寿命が縮むんだっけ』
私の親は、自分の事しか考えてなかったのかなぁ。
もうどうでもいいや
彼女は家庭の環境で、とち狂っていた。
…………
Aさんをだんだん狂わせていく…
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ピピピピ(プロフ) - はるさん» ありがとうございます!勇気出たんで出来るだけ頑張ってみます!好きだなんて…私も好きです← (2022年8月7日 19時) (レス) id: 6e3e600974 (このIDを非表示/違反報告)
はる - ピピピピさんの小説大好きで、いつも楽しませていただいてます。無理しない程度に更新頑張っていただけたら嬉しいです!応援しています!!好きです← (2022年8月7日 18時) (レス) id: a4b6759a04 (このIDを非表示/違反報告)
ピピピピ(プロフ) - けむ=さん» 私も愛してるッッ (2022年6月27日 19時) (レス) id: 6e3e600974 (このIDを非表示/違反報告)
けむ= - ピピピピさん» ありがとう愛してるッッ…!!! (2022年6月27日 17時) (レス) @page25 id: 0f6ec90c76 (このIDを非表示/違反報告)
ピピピピ(プロフ) - けむ=さん» いやしっかり更新されたら欠かさず読ませていただきまする。そしてコメント欄にも突然現れまする。 (2022年6月27日 7時) (レス) id: 6e3e600974 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピピピピ | 作成日時:2022年4月2日 17時