第十八話 ページ20
ア「シカを撃て!この中で温まるぞ!」
アシリパちゃんがそう言うと尾形さんはすぐにそばに居たシカを撃った。
『まぢか』
尾「フッ」
『黙っとれドアホ』
尾「撃ち殺すぞ」
『アッスミマセン』
ア「喧嘩するな!私と杉元はこっちのユクに入るから、Aと尾形はそっちに入れ!白石はそれだ!」
白「なんか俺のだけちっちゃくない?Aちゃんの所入れて?」
『…頑張れ』白「Aちゃああああああん」
尾形さんはすぐに私の手を引き鹿の中に潜り込んだ。
『ヒャッハァぁぁ⤴︎あったけぇぇぇ⤴︎』尾「お前外に出してやろうか」『スミマセンダマリマス』
流石にちょっと騒ぎすぎた…。
尾「…お前好きな奴とかいるのか?」
『急だね。居ないよ』
尾「そうか。居そうな感じしたから聞いただけだ。」
理由ショボ。
じゃあ逆に尾形さんには居るのかな。
『じゃあ尾形さんには居るの?』
尾「………まぁ居ないって言ったら嘘になるが…」
へぇ。ふぅん。あそう。
…
居るの!?
『えっえっえっ居るの!?』
尾「理解するまでにちょっと時間かかったな。一応いる。」
まぢか…
『尾形さん居なさそうなイメージだったから…』
尾「…百之助でいい。」
『…へっ?』
尾「さん付けやめろ。苗字呼びも禁止だ。」
『えっ…あぁ…百之…助?』
尾「…それでいい」
尾形さんは私を抱きしめて眠りについた。
尾形side
俺がお前に好きなやつを教えたら…お前はどんな顔するかな。
驚くかな。逃げ出すかな。泣き出すかな。怖がるかな。
どっちにしろ引かれるだろう。
でも…俺はお前に一目惚れした。
初めての感覚で、自分でもびっくりした。
心臓がある辺りが急にぎゅっと痛くなって、
呼吸ができないほどに苦しくなった。
いつだって
偶然と会えないか、期待してたものだ…。
いつか…伝えてやる。
Aが好きだって。
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ピピピピ(プロフ) - はるさん» ありがとうございます!勇気出たんで出来るだけ頑張ってみます!好きだなんて…私も好きです← (2022年8月7日 19時) (レス) id: 6e3e600974 (このIDを非表示/違反報告)
はる - ピピピピさんの小説大好きで、いつも楽しませていただいてます。無理しない程度に更新頑張っていただけたら嬉しいです!応援しています!!好きです← (2022年8月7日 18時) (レス) id: a4b6759a04 (このIDを非表示/違反報告)
ピピピピ(プロフ) - けむ=さん» 私も愛してるッッ (2022年6月27日 19時) (レス) id: 6e3e600974 (このIDを非表示/違反報告)
けむ= - ピピピピさん» ありがとう愛してるッッ…!!! (2022年6月27日 17時) (レス) @page25 id: 0f6ec90c76 (このIDを非表示/違反報告)
ピピピピ(プロフ) - けむ=さん» いやしっかり更新されたら欠かさず読ませていただきまする。そしてコメント欄にも突然現れまする。 (2022年6月27日 7時) (レス) id: 6e3e600974 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピピピピ | 作成日時:2022年4月2日 17時