第十四話 ページ16
師団に滞在し始めて少し経った頃
『つっかれたぁ……あっ…なんか怪我してる……医務室行くか…』
私は医務室に向かっていた。
…そういえば尾形さん…どうなったんだろう…あれから起きてないよな…
そう思いドアを開ける。
ガチャ
『…は?』
私はびっくりしていた。
尾形さんが起きていたから。
尾「!!」
尾形さんも驚きを隠せていない。
しかもなんかここから逃げ出そうとしてる…?
『…起きたんですか…?』
尾「…誰だ。」
うんそりゃそうなるよね私が君を助けた時君はしっかり眠ってたもんね!
『あぁ…ええと……君を助けた…人…です?』
なんか疑問形になっちゃった!
尾「…」
そんな反応でも納得いくよ…
尾「…崖から落ちた時、誰かが俺の側にずっと居た覚えはある…あれはお前か?」
!!…どんだけ記憶力いいんだコイツ…
『うん。そうです…。』
尾「そうか…あの時は助かった。礼を言う。…だがこれからの事は上に黙っていてくれないか?」
『…ここから逃げるんですか?』
尾「察しがいいな。そうだ。」
やっぱり…
『…まぁ良いですよ…黙っておいてあげます。見なかった事にしておきます。』
尾「…ありがとさん」
そう言って尾形さんは出ていった。
…病人の癖に
92人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ピピピピ(プロフ) - はるさん» ありがとうございます!勇気出たんで出来るだけ頑張ってみます!好きだなんて…私も好きです← (2022年8月7日 19時) (レス) id: 6e3e600974 (このIDを非表示/違反報告)
はる - ピピピピさんの小説大好きで、いつも楽しませていただいてます。無理しない程度に更新頑張っていただけたら嬉しいです!応援しています!!好きです← (2022年8月7日 18時) (レス) id: a4b6759a04 (このIDを非表示/違反報告)
ピピピピ(プロフ) - けむ=さん» 私も愛してるッッ (2022年6月27日 19時) (レス) id: 6e3e600974 (このIDを非表示/違反報告)
けむ= - ピピピピさん» ありがとう愛してるッッ…!!! (2022年6月27日 17時) (レス) @page25 id: 0f6ec90c76 (このIDを非表示/違反報告)
ピピピピ(プロフ) - けむ=さん» いやしっかり更新されたら欠かさず読ませていただきまする。そしてコメント欄にも突然現れまする。 (2022年6月27日 7時) (レス) id: 6e3e600974 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ピピピピ | 作成日時:2022年4月2日 17時