期待と現実 T side ページ49
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「 はぁはぁ … 」
足早に廊下を歩く 。
早く帰って 頭を冷やそう
「 ……… 熱い 」
唇に残ったミツの熱が
まだ身体に残ってる
俺 、本当にミツと …
明日から どうなるんだろ
ミツと気まずくなるのかな
もし …
ミツが俺の気持ちに気付いたら
…… 俺は フラれるんだろうか 。
ごめんって言われるのかな
でも 、そしたら
やっと諦めがつく
恋愛は フラれないと
諦めがつかないんだって
どっかで読んだ 。
もし 、フラれたとしても
それで 終わりを告げられるなら …
そしたら 今度こそ ちゃんと
ミツの可愛い弟になろう
そう思って 、家に帰ると
すぐに眠りについた 。
……… 早く明日が来るように 。
「 ……ん 」
けど 朝は思ったよりも
早くにやってきた 。
ふと 目が覚めて
時計を見ると まだ5:30 で 。
あと40分は寝れるのに
俺の身体はもう起きていた 。
目を瞑って 二度寝しようと
思っても … 寝れない 。
もう寝ようと頑張るのが
めんどくさくなって
俺はいつもより早めに起きた 。
…… 仕方ない 、もう行くか
ご飯食べても 支度しても
全然 時間は進まなくて
だから 今日はいつもより
早めに家を出た 。
…… 1番かな？
なんて 思いながら
楽屋に着くと
まさかの ガヤがいて
そして … ミツがいた 。
な … んで？
動揺した俺は
1番隅の椅子に座った 。
なんで ミツが
こんな早い時間に楽屋に …
でも 結局ミツはずっと寝てて
メンバーみんなが来るまで起きなかった 。
…… どうしたんだろう？
わったーに言われて
反省したのかな…
不思議に思いながらも
撮影場所に向かおうとしたら
「 あ 、たま 。おはよ 」
ミツに話しかけられたんだ 。
びっくりして すぐには
おはよう と返せなかった 。
…… いつも通り？
「 ……… おはよう 」
俺は少しして 笑顔を作った 。
……… そっか 。
ミツの頭には
俺がミツを好き
なんて考えはないんだ 。
選択肢に入んないくらい
ミツにとって 世間にとって
…… この気持ちはありえないことなんだね 。
その瞬間 現実を
突きつけられたような気がした 。
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みつばち - しょーたむさん» しょーたむさん コメントありがとうございます！しょーたむさんの言葉凄く嬉しいです！しょーたむさんの期待に応えられるようこれからも頑張ります！！本当にコメントありがとうございました！ (2015年12月19日 12時) (
レス) id: 6cdb617c38 (このIDを非表示/違反報告)
しょーたむ(プロフ) - 北玉のこの小説すごく大好きで、最初からずーっと読ませてもらってます！毎回続きがすごく気になるので更新が楽しみです(^ ^)これからも頑張ってください！応援しています！ (2015年12月6日 10時) (レス) id: 42615a2d85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みつばちsugar | 作成日時：2015年12月1日 22時
