秩序 T side ページ48
・
「 …… 好きなの？」
あの日
俺は いつのまにか
ミツにキスしてた 。
だって 、あまりにも
宮田 宮田 言うから …
今まで 抑えてた想いが
一気に溢れて
理性なんか あっというまに
吹っ飛んだ 。
グイッと手を引っ張って
そのまま床に押し倒すと
当たり前だけど ミツは
かなり驚いてて 。
「 …… たま？」
不思議そうに呼びかけるミツを
一瞬 瞳に映したあと
俺はミツにキスしたんだ
今までの想い全てをぶつけるように 。
「 んぁっ … ちょ 、たま？」
ミツの驚いた声が聞こえたけど
俺はキスをやめなかった 。
もう ほぼ無意識だったと思う
やっと我に返った時には
はぁはぁ と苦しそうに
息をするミツがいた 。
その瞬間 しまった と思った
けど 、そう思うには
…… あまりにも遅すぎた 。
もうすでに キスをし終えて
ミツが目を丸くして俺を見てる
…… 当たり前だよね
メンバーにキスされたら 。
‘‘ ……… 好きなの？ ”
宮田のことを聞いた時
ミツの答えはこうだった 。
『 好きだけど 、恋愛感情とかはないよ 。たまとかと一緒で メンバーとしてって意味ね 』
俺とかと一緒で…
メンバーとして好き
分かってたんだ 。
ミツがそう思ってることくらい 。
だから 気持ちを隠してきた 。
ミツにとって 俺は
メンバーで 可愛い弟みたいなもんで
だから
ずっと 、ずっと …
ミツは俺のこと そう見るのは普通で
ミツが好きな俺が 普通じゃなくて
けど 、分かってても
ミツからそう言われると
苦しかった 。
それで その苦しさから
理性を失ったんだ 。
「 …… ごめんね 、違くて 」
『 好きだけど 、恋愛感情とかはないよ 。たまとかと一緒で メンバーとしてって意味ね 』
俺は ミツのこと
そんなふうに見れない 。
ミツのように思えなくて…
ミツの気持ちと違ってごめん 。
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みつばち - しょーたむさん» しょーたむさん コメントありがとうございます！しょーたむさんの言葉凄く嬉しいです！しょーたむさんの期待に応えられるようこれからも頑張ります！！本当にコメントありがとうございました！ (2015年12月19日 12時) (
レス) id: 6cdb617c38 (このIDを非表示/違反報告)
しょーたむ(プロフ) - 北玉のこの小説すごく大好きで、最初からずーっと読ませてもらってます！毎回続きがすごく気になるので更新が楽しみです(^ ^)これからも頑張ってください！応援しています！ (2015年12月6日 10時) (レス) id: 42615a2d85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みつばちsugar | 作成日時：2015年12月1日 22時
