広くはないけど頼もしい背中 ページ8
真っ暗な視界は何も見えなくて
落ち着けれてたオレだけど
ガチャッとドアが開く音に
ビクッと身体が反応する 。
「 … おはよ〜 たま 」
いつも通りの挨拶
… だけど なんか違う
声?口調?
分からないけど
オレは思わず起き上がって
挨拶してくれた本人を見ると
普段通りの様子で椅子に座ってる
……ただ 顔はいつもと違ってた 。
「 え 、ミツ … 」
ミツの顔には あざがあった 。
「 どうしたの?大丈夫? 」
オレは避けてたことも忘れて
ミツに近寄ると
ミツは 「 あぁ 、これ? 」と
笑った 。
「 なんでもないよ 、大丈夫 。むしろ良かったというか 」
へへっと明るくミツを
不思議に思いながらも
目立ってる傷跡を見てると
ガチャッとまたドタが開いた 。
すると そこには ミツとお揃いで
顔が腫れた状態の ニカ がいた 。
ニカ 、目が腫れてるような…
そう思って 反射的にミツを見ると
ミツも目がかすかに腫れていた 。
…… え 、どうしたんだろう
「 ……おはよ 」
ぼそっと呟くニカに
ミツは 「 おはよ 」と返す
だけど ミツの目は
いつもより温かいように思えた 。
そして ニカもいつもより
空気が柔らかかった…気がする
…… 何かあったんだろうか
すると ミツは 「 あ 、そうだ 」と
振り返ってオレを見た 。
「 たまちゃん 今日用事ある? 」
その言葉に 首を横に振ると
「 じゃあ 久しぶりにご飯行かね?」
ミツから ご飯の誘いを受けた 。
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みつばちsugar(プロフ) - K☆さん» コメントありがとうございます!文章力は全然ですが 、そう言っていただけると嬉しいです!ありがとうございます!更新頑張ります!! (2016年2月10日 8時) (レス) id: 6cdb617c38 (このIDを非表示/違反報告)
K☆ - とっても面白いです(*^_^*)文章力ありますねぇ!更新、頑張ってくださいね♪ (2016年2月9日 23時) (レス) id: 70a1ce75cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みつばちsugar | 作成日時:2015年11月9日 23時