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余情 ページ17

そのあと 結局 宮田は
オレの上に乗っかって




「 お 、たまさん 。良い体してますね 」



と ほぼほぼセクハラに近いことをしてきた 。








ぎゅーっと抱きしめられて
めっちゃ顔を近づけられ


焦るオレを見て にこにこする 。





最終的には オレの顔を
指先でツンツンとしだす





なんなんだよ …
甘えたになったとか?





避けるのが無理だと分かった瞬間
オレの体は恐ろしく 抵抗しなくなった




無駄に体力使わない体なんだと思う





けど 、ショックだったのが





やっと宮田から離れられて
ふらふらとソファから立ち上がると




ちょうど 歩いてきたミツと
目があって 。





ミツは オレと宮田を見ると
はは と小さく笑って 楽屋を出て行った 。







…… やっぱ 楽屋にいたよな







切なくなってきた気持ちを
なんとか切り替えようとする




そんなオレの後ろで
ソファに座ったままの宮田が




どんな顔をしてたのか
オレは… 気づかなかった 。







「 ミツ 、これ忘れもの 」






翌朝 、がっちゃんが
朝一番に ミツ と呼んだので




オレは思わず反応する 。







「 あ!それ探してたやつ!」




とミツが嬉しそうに
受け取るのを 横目で見る 。






「 ミツ 忘れてたでしょ 。昨日オレんちで少し寝て 寝ぼけながら帰ったから 」





…… え 、がっちゃんの家?







「 そうだ 、終電ギリギリだったから 帰んなきゃって財布だけ持って … 」





やっちゃったな と笑うミツに
がっちゃんは ぷくっと膨れ顏 。






「 だから 泊まっていけって言ったのに 」






…… え 、泊まって?





「 いや 、それは悪いだろ 。お前が良くても お前のお父さんとかお母さんとかさぁ 」





そう言うと がっちゃんは
くすくす笑いだして 。






「 うちの両親 、ふらふらになりながら帰ってくミツ見て 泊まっていけばいいのにって言ってたよ 」






その言葉に ミツは嬉しそうに
「 マジで? 」と笑う 。






「 え 、それなんか嬉しいかも 。オレ 嫌われてない?大丈夫? 」



と聞き返すミツに
がっちゃんは笑いながら頷く 。







「 なんで嫌うの 。ミツのこと息子みたいに可愛がってるよ 。ミツ 関係築くの上手いもんね 」






その言葉に ミツは笑いながら
「 おいっ 」とつっこんだ 。






「 まるでオレが意図的にしたみたいじゃん!」






そのあとも昨日のトークで
ミツとがっちゃんは盛り上がってた 。

モヤモヤ→←気付かずに



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みつばちsugar(プロフ) - K☆さん» コメントありがとうございます!文章力は全然ですが 、そう言っていただけると嬉しいです!ありがとうございます!更新頑張ります!! (2016年2月10日 8時) (レス) id: 6cdb617c38 (このIDを非表示/違反報告)
K☆ - とっても面白いです(*^_^*)文章力ありますねぇ!更新、頑張ってくださいね♪ (2016年2月9日 23時) (レス) id: 70a1ce75cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みつばちsugar | 作成日時:2015年11月9日 23時

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