【あんスタ】シンデレラと5人の王子(2)

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凛月くんとお姉ちゃん…







『どうしてここにいるの？』






凛月「こっちが聞きたいんだけど」






嵐「散歩とは聞いてたけど、ずいぶん遠くまできてたのね」







『……』






探してくれてたんだ






2人とも髪も服もびしょ濡れで






傘や雨具も使わず走って探してくれてたのかな






『私…もう』







.









凛「へぇ…そいうこと」







私の気持ちを察したのか凛月くんはニコッと笑った







凛「別にAがお城に戻りたくないなら戻らなくていいよ」






嵐「！？…凛月ちゃんなに言ってあるのかしら！？」







凛「だってそうじゃん？戻りたくもないのに無理やり戻らせたら、前のAの親みたいに縛ることになるよ



それに







.








.







.








.








別に俺たちがAのこと好きなわけじゃないんだよ」






その言葉に私はハッとする







.







.








そうだよね、レオ君が私のこと好きって言ってくれてるだけで、王様のレオ君に従ってる凛月くん達にとっては、私はただのレオ君の女、としか見られていたのかもしれない







嵐「そんなこと言って…私はAちゃんのこととっても大事よぉ？優しいくて可愛くて妹みたいだわぁ」







凛「王様とAが別れたらナッちゃんも今までどうり妹とか言って一緒にいれるの？」






嵐「それは…」







凛月くんの言葉が胸に刺さって痛い






レオ君がいなかったら結局私は1人なんだ







レオ君を愛する周りの人達のおかげで







レオ君のおかげで私は今1人じゃない







それなら

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