【あんスタ】シンデレラと5人の王子(2)

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レオside







.







.









帰ってこない





なんで？





もう8時すぎてるよ？





俺は自分の部屋から玄関を見つめていた




ガチャ…






泉「王様、ディナーだけど」






レ「いらない」





Aが夕方からずっと帰ってこないことにイライラする





時間も遅いのに



雨だってすっごい降ってる






泉「なにイライラしてんのぉ？たしかに雨のせいで湿度たかくて髪が変に跳ねるのはムカつくけどさぁ、俺にあたらないでくれる？」







レ「ってこない…」






泉「ごめん、雨の音チョ〜うざくて聞こえなかった」






イライラする






レ「Aが夕方から散歩に行ったきり帰ってこないんだよ！」






俺はその言葉にすべての怒りをぶつけた






遅くなるなよって言ったのに！






うん！って言ったのに！





約束やぶられたんだ







泉「はぁ？Aなら今日は部屋から出ないって約束してあるけど」






レ「だからっ！お散歩しにいったって言ってんの！！！」






俺は窓ガラスを殴った





パリィーンという音と共に外に落ちていく破片





ガラスが割れたせいで部屋には雨が入ってくる






泉「ちょっとぉ！？落ち着きなよ!」






レ「落ち着いてられるか！帰ってこないんだよ！！こんな土砂降りな雨が降ってんのに！外も真っ黒なのに！！！」






泉「あぁー！もう！わかったからカーテンしめて！」






レ「なんでだっ」






泉「王様が窓わったから雨水入って来てるでしょぉ！？カーテン閉めとけばなんとかふさげるから！」






レ「お母さん」






泉「チョ〜うざぁい！」






レ「心配すぎて心臓つぶれそう」






泉「探しに行くんでしょ？」






レ「っ…！






あたりまえだ！」






俺達はディナーをするホールへ向かい急いで事情を話した







レ「いいか！リッツとナルは東！俺とセナは南！スオ〜は待機だ！わかったな！」






司「なっなぜ私だけ待機なのですか！？司もお供します！」






泉「だって俺達が探してる間に帰ってきたらどうするのぉ？」






司「それはっ…」









泉「連絡、よこしなよね」







司 「…！？…はい！」







嵐「王様が仕切ってるって凄いわぁ！愛の力ねっ」





凛「夜だから俺も元気いっぱいだし…♪」

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